そうすることでしか | 詩人:Writer 上杉浩司

 

 

車を走らせ

焦るようにガソリンスタンドに寄り

私は今日も一日を始める

 

暑いのか 寒いのか

そんなことはどうでもいい日が

今日も目の前にある

 

思い切って私は踵を返して

歩いて行く必要があるのかも知れない

 

そうすることでしか

人生は開かないことを

時々 思う