No Hope | 詩人:Writer 上杉浩司

あなたに対して

思うことの一片も

許されることがないと言うのは

ごく普通の認識で

この思考が世の中を動かしている訳だ

 

ただ私は

時々、もっと自由な思考があってもいいのでは

と思うのではあるが

このレベルの思考であれば

ほぼ今の時代を生きているものであれば

簡単に到達できる

思考の切り替えである

 

そう思うと人間の思考は知れている

 

ただ人を好きになるという思考は重要である

この考え方も

ほぼありきたり

 

だから人間の思考については

ほぼ希望が持てない

No Hope

 

ただ

錯覚かもしれないが

あなたに対してだけは

希望が持てる

 

出発はそこからかも知れない

 

 

 

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