点 | 詩人:Writer 上杉浩司

点の如く働いているあなたを見るのが好きです

点の如く自転車で移動して行くあなたを見るのが好きです

ただ私は

あなたが

いつも点の如く生きているとは思えない

点であるあなたが

あるところで

ある時間で ある人の前で

他のものに姿を変えていることは

私にも想像出来ます

あなたが点で居れる空間とはあなたの

人生の中のほんの微々たる一瞬だけでしょう

私は多分

あなたの虚像を愛している



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