動くべくして | 詩人:Writer 上杉浩司

静かな 風景だから

何かの 在りかが

見えない


そんな風景だから

自然と足が遠のいて

私自身も

その風景の中に

溶け込んでしまったかのよう


だが

待てよ


そこには

動くべくして

在った

何かがあった


そんな何かに

目を止めても

いい?


そんな何かに

心を奪われても

いい?

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