もうさよならだ | 詩人:Writer 上杉浩司

過去が時々意味を変える

あんなにも重要であった過去が

いつの間にか変換して

本当に意味をなくす瞬間があるものだ


そう思うと

今も流れて過去になるし

その過去も以前の過去と同じように

いつか意味をなさないものになるのかもしれない


だったたら

愛すべきものは一体何なの?


今と答えるのは

余りにもありきたりだから

こう答えよう

愛すべきものは過去でも

未来でも

今でもない


あなただ


それが出来ないのであれば


もうさよならだ



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