私を | 詩人:Writer 上杉浩司
いつも あなたのことを
考えている 私を
どうか 許してほしい

いつだって
あなたの後を
追いかけているわけでもないけど
ふと
目的もなく歩いていたら
私の前にあなたがいた

今日も
明日も明後日も
先のことは分からないが
あなたという
疑問詞が
いつも私の目の前にいて
私を駆り立てている

わたしのこんな日常は
あなたには何の関係もないから
どうか
私を許してほしい