悲しみ(3) | 詩人:Writer 上杉浩司

何よりも 君がいないのが

何よりも 君の記憶が

悲しい


悲しみの底は

何なのだろう


どんな形をして

どんな形に

これから

変わっていくのだろう


いい風に

変わって行って欲しいと
欲どおしい

考えを

ぶっ飛ばすほど


悲しみの形は

大きくて 広くて

重く


私は

今日も

足元を すくわれた



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