高校までの化学は便利な”虚構”の上の理論 | 富裕層の為の英米進学情報

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日本は潤沢な教育資金があっても、それを活用できない国家だ。大学からでは遅すぎる。できれば8歳からイギリスの私立全寮制の学校に進学するべきだ。

現在の高校までの化学で扱う化学変化は古典物理のボーアモデルを前提としたものです。そのボーアモデルはQuantum Physicsですでに否定された古典科学にすぎません。言うななら、高校までの化学は便利な”虚構”の上に成立している理論です。

現在の日本の高校までの化学で教わっている内容は100年以上前の古いモデルに基づいています。端的に言えば、高校化学は実用性を優先した「便利な虚構」の上に築かれた理論です。

私たちが教科書で目にする「原子の周りを電子が惑星のように回っているボーアモデルはQuantum Physicsの視点からは、すでに否定されています。 電子は決まった線の上を走る「粒」ではありません。実際には、雲のように確率的に存在する「波」の性質を持っています。 ボーアモデルは水素原子のような単純な構造は説明できても、より複雑な分子や、生命現象の核心にある化学反応を正確に記述することはできません。

ところが、大学受験や基本的な物質の性質を理解する上では、このモデルは便利です。しかし、この簡略化された世界観に浸りすぎることは、21世紀を生きる世代にとってリは大きなスクです。即ち、目に見える物質の論理で世界を捉えてしまい、量子レベルで起きている現象(重ね合わせや量子もつれ)を理解する柔軟性を失ってしまうからです。欧米の先進的な教育カリキュラムでは、すでに「量子的な振る舞い」を前提とした科学教育への移行が始まっていますが、日本では、その気配がありません。

 


光量子コンピューターの進化により、これまで計算不可能だった複雑な分子の動きが解明されようとしています。その延長線上には、生命の謎を量子レベルで解き明かす「量子生命科学」の時代が必ずやってきます。