量子コンピューターには東大の古澤教授の連続量（CV）方式の他に超伝導回路方式（IBM, Google）、イオントラップ方式（IonQ）、中性原子方式(QueRa)、光子サンプリング方式（Xanadu, PsiQuantum）など、多くの有望な方式が存在します。しかし、基礎科学との親和性が高いCV光量子方式に大きな可能性を感じます。そして、東大の古澤教授のCV光量子方式が最終勝者になると思われます。東大以外に進学する場合は、下記の大学の中から選ぶのが妥当のようです。いずれも基礎理論に強い大学です。
1.University of Virginia
Physics
戦略：Distinguished Majors Program (DMP)への参加で学部から研究
特別プログラム：Echols Scholarで初年度から専門科目
応募の具体的ステップ
高校3年：Pfister論文3本精読
2.University of Rochester →量子光学の基礎科学拠点
The Institute of Optics：光学物理の聖地
独自の強み：Quantum Optics理論グループ
学部から大学院まで一貫した光学教育
Boyd, Stroud教授らの量子基礎研究
3.University of Colorado Boulder
JILA：世界最高峰の原子・光物理研究所
ノーベル賞受賞者複数（光周波数コム等）
学部生のJILA研究参加可能
4,University of Maryland College Park
Joint Quantum Institute (JQI)
理論・実験両方が世界トップレベル
5.University of Arizona
College of Optical Sciences
量子光学の実験・理論両方
光学では世界トップ10に入る
6.University of Oregon
Oregon Center for Optics
Michael Raymer教授（CV理論）
学部生への手厚い指導
7.SUNY Stony Brook
C.N. Yang Institute（理論物理）
量子情報理論の強力なグループ
8.Harvey Mudd College
STEM特化Liberal Arts
物理専攻→トップ大学院がほぼ確実
学部での研究必須
9.MIT 理論物理としてのCV量子
Physics
Seth Lloyd教授（CV量子計算理論）
最強の理論物理教育＋UROP
10.University of Chicago
純粋理論物理の牙城
James Franck Institute
11.Caltech
Physics
学部300人の超少人数教育
学部3年から大学院レベル研究