日本の大学受験競争に埋没していると2030年以降の時代はサバイバルできない | 今やアメリカの大学への進学は必然である

今やアメリカの大学への進学は必然である

99%の日本の大学はAGI&量子時代に適応できる人材を育成する能力が欠落している。2030年までには99%は消滅するだろう

日本人の多くは日本の受験システムにがんじがらめになっており、そこから抜け出すことができない。挙げ句の果てに数十万人が毎年毎年世界ランキングの400位にも入れないような大学に入学してしまう。

 

偏差値が高い大学に入れれば、後はなんとかなると思い込んでいるようだが、日本の大学の99%は質が悪いことは世界大学ランキングで証明されてしまっている。従って、例え偏差値が高くともそれらの99%の大学に入ってしまったなら競争は全く無駄になるのだ。

 

日本の高校生とその親は、そことに気がついていない。現状のアメリカの大学と日本の大学の格差を知らないからだ。学校任せ、塾任せじゃダメなのだ。高校生自らが、同時に親自らが現状のアメリカの大学と日本の大学の格差を熟知すべきなのだ。その気になりさえすれば熟知する方法はいくらでもある。それこそ生成AIのGemini、Claude、Grok、Chat GPTで調べればいい。但し、どの生成AIも最初は当たり障りのない答えしか出してこない。本音は言わない。質問する方がツッコミを入れないとそうなる。

 

2025年に入って、唐突に人工知能の性能が上がり、さらにはついこの前までは実現不可能と言われていた量子コンピューターが2030年までには実現してしまいそうな勢いになってきた。両者が相まって人間の多くの仕事が人工知能に置き換えられる可能性が出てきたにも関わらず、日本の教育は従来と何ら変わらない。教育内容、システムが今のままでは日本の大学を卒業しても2030年以降の時代にサバイバルできないのは明白だ。

 

新時代に要求される「大学卒の能力」とは、高度な理数能力と高度な哲学的思考力だ。日本の大学の99%は、それらの能力を高める教育を提供できる体勢になっていない。

 

従ってどれほど入試が厳しくても2030年以降の世の中では「大学卒の能力」を持っている人間とは見做されない可能性が大きい。今はまだ、そうなるだろう、という予測に過ぎないが生成AIの進歩の異常なまでの速さを勘案すると、ほぼ確実だ。

 

2030年以降に「大学卒の能力」を備えていると判断される人間は日本の大学への進学者の数%にも満たないのは確実なので、その中に入らないようにするには世界ランキング上位の大学が乱立しているアメリカの大学あるいは特定のカナダの大学に進学するしか方法がない。

 

アメリカ、カナダの大学に進学するには日本国内の受験システムから抜け出すことが必要だ。即ち、入試対策、をやめてしまうことが必要なのだ。やるべきことはTOEFL対策、SAT対策、できればAP Calculus、AP Chemistry対策だ。

 

両方やればいいのかもしれないが、東大、京大レベルの大学ですら英語の入試問題、大学入学共通テストの英語の問題は愚問だらけで本当の英語力を確かめる内容にはなっていないのでやるだけ無駄である。いや、それどころか真の英語力を身につける障害にさえなっている。他の科目も同じだろう。