大学で何を勉強したいか?は本来なら入学後に選択できるようにすべきだ。
アメリカでは学生が自身の適性や興味に応じて学ぶ内容と専攻を自由に変更できる。これがリベラル・アーツだ。
だが日本は18歳の時点で、まだ自分の適性も分からないうちに専攻を決めることを強制される。リベラルアーツを標榜する日本の大学があるが、もし、学生が自身の適性や興味に応じて学ぶ内容と専攻を自由に変更できることを「保証」していないなら、リベラルアーツを標榜するのは偽りだ。
ところで、学部別受験で受験料収入を最大化することに心血を注いでいるのが日本の私立大学だ。受験料収入の概算は下記のようになっている。私立大学全体の年間受験料収入は総額で年間約800億円という試算がある。一人の受験生が同じ大学を平均3-4回受験するなど世界的に見て異常だ。
| 推定順位 | 大学名 | 年間推定志願者数 | 推定受験料収入(概算) |
| 1 | K大 | 180,000人〜200,000人 | 約63億円〜70億円 |
| 2 | W大 | 110,000人〜130,000人 | 約38.5億円〜45.5億円 |
| 3 | M大 | 100,000人〜120,000人 | 約35億円〜42億円 |
| 4 | N大 | 90,000人〜110,000人 | 約31.5億円〜38.5億円 |
| 5 | H大 | 80,000人〜100,000人 | 約28億円〜35億円 |
| 6 | T大 | 70,000人〜90,000人 | 約24.5億円〜31.5億円 |
| 7 | K大 | 60,000人〜80,000人 | 約21億円〜28億円 |
| 8 | K大 | 60,000人〜80,000人 | 約21億円〜28億円 |
| 9 | R大 | 50,000人〜70,000人 | 約17.5億円〜24.5億円 |
| 10 | C大 | 50,000人〜70,000人 | 約17.5億円〜24.5億円 |