澤田治美(2006)『現代英語の統語構造』開拓社が唯一、相応しいものだったそうだが、どういう事情かは分からないがAmazonなどでは販売されていない。
私見では日本語に訳されたHuddlestonの英文法の本は日本人にとっては「難解すぎて」読めないのではないだろうか?だから、折角、澤田治美氏が苦労して出版した「現代英語の統語構造」は全く売れず、結果としていつの間にか忘れ去られてしまったのだと思う。このことは日本人がいかに頑迷かを物語っている。日本人は「初歩的な英文法」である「Traditional English Grammar」から100年経っても抜け出せないのだ。その頑迷さは「病的」なまでに深刻だ。