独力で不定詞をマスターしたい中高生はRodney Huddleston,Geoffrey K. Pullum著のThe Cambridge Grammar of the English Languageの下記の表のChapterをGrok3の助けを借りながら学習すると比較的短期に実現できるでしょう。
学校などで習う旧来のTraditional English Grammarに固執して「不定詞には名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法がある」なんていう大雑把で杜撰な「原始的な」解説を呑気に信じていたなら永遠に不定詞のこと、ひいては英語のことが分からないまま人生を終えるでしょう。あたかも小学生が「電子は原子核の周りをぐるぐる周回している」なんていうことを真に受けるようなものです。
一般の中高生はそれで何の問題もないと思いますが、将来、サイエンス分野でPh.Dを目指すような人が英語を勉強する場合は Modern English Grammarが必須であることは英米では当たり前のことになっているようです。日本人は東大や京大の理系の大学院生ですら英文法の分野では発展途上国の子供並みの知識しかないのかもしれません。TOEFLの平均スコアが世界の底辺レベルである原因は、恐らく学校で習っている英文法が使い物にならないからです。
Chapter |
Chapter 1 – Introduction |
Chapter 2 – Syntactic Overview |
Chapter 4 – Clause Structure |
Chapter 5 – Verb Classification |
Chapter 7 – Clause Type and Speech Acts |
Chapter 14 – Non-Finite Clauses (incl. §6–§8 on Catenatives) |
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