アメリカの大学のAdmissionの知識がない日本の高校が作る書類は誤解を生む | アメリカのトップ大学進学と英文法

アメリカのトップ大学進学と英文法

生成AIと量子コンピューターの時代に99%の日本の大学は対応できない。そんな日本の大学に進学しても時間を浪費するだけだ!最新の英文法(CGEL)を習得してアメリカのトップ大学に進学せよ!

GPAは誰でも知ってるだろうがWeighted GPAのことなんか誰も知っちゃいないだろう。知らないというより、日本の高校では「高校履修課程」しかやらないのでWeighted GPAは存在しない。

 

一方、アメリカのトップレベルの高校ではほとんどの生徒が大学レベルのAdvanced Placement coursesを履修しAPと称する標準テストを受ける。APテストの成績が良ければ、ほとんどの大学で単位として認められる。

 

大学レベルの授業の成績を加味したGPAがweighted GPAだ。(Honors classesというのもあるが話がややこしくなるので省く)。そしてアメリカの大学が知りたいWeighted GPAは English, Math, Social Studies, Foreign Language and Science courseだけだ。

 

多くの日本の高校では5段階評価で成績をつけるので、それをそのまアメリカの大学にGPAとして提出してしまう。だが、アメリカの5スケール(weighted GPA)とは根本的に違うのだ。

 

じゃ、どうすればいいのか?4スケールの0~4で計算し直して提出するのだ。

 

 

 

 

Phillips Exeter AcademyはSchool Profileで”GPAはUnweightedだ”と明記している。

OUR TRANSCRIPT: Grades and grade point averages (GPA) are not weighted. The cumulative GPA is calculated using only Exeter coursework.

 

その一方でCOURSES の60%以上はACCELERATED/COLLEGE LEVELだとも書いている。

 

日本の高校のSchool Profile作成担当者は、こういう事例を知らずに「何となく」作っている恐れがある。もし、そうであるなら、アメリカの大学のAdmissions担当者はそんないい加減なSchool Profileや本人のTrascriptを真剣には読まないだろう。