身につくと信じている者は救い難い。
そもそも何のために英語を勉強するのか?
学校の英語科目の成績をよくする為に勉強するのか?
大学受験で英語の試験があるから英語を勉強するのか?
英検の1級を取るために英語を勉強するのか?
上記のいずれが動機でも英語は身につくはずがない。何故なら、そもそも動機が間違っているからだ。
こう言ってもピンと来ない人は英語だけでなく他のことでも身につかないことが多いだろう。例えばプログラミングだ。プログラミング言語を習得して何を作りたいのか?がはっきりしていないとプログラミング言語は身につかない。プログラミングとまではいかないが表計算のExcelを使いこなせない高校生、大学生にお目にかかることがあって驚くことがあるが、それと同じだ。Excelは「データベース」を作るのに最適なのだ。だからデータベースを作りたいという強い動機がないとExcelはなかなか身につかない。しかし強い動機があれば体系的に学習しなくても身についてしまう。自分が作りたいデータベースを作りながら少しづつExcelの細かなテクニックを身につけていくのだ。ところでデータベースという概念を知らない人は今の世の中で起きていることの大半がわからないだろう。
日本人の99%は英語を身につける「本当の」動機そのものがないのだ。だから英語が身につかない。
面積や体積を求めたいという強い動機がないと積分が身につかない
化学反応が何故起こるのか?を知りたくもないと化学が身につかない
英語で書かれた物理や化学の先端分野の論文を読みたいという強い動機がないとAcademic Englishが身につかない・・・・・・。
今、日本の学校や塾、予備校でやっている英語の授業はAcademic EnglishではないのでAcademic Englishは決して身につかない。
英米の大学では英語で物理、化学、数学を勉強する。必要となるのはAcademic Englishだ。ハリーポッターを読むために必要なConversational EnglishあるいはGeneral Englishではない。日本の大学では英語で物理や化学を勉強しないので物理や化学のAcademic Englishを身につける必要性、動機がない。
このことを本人も親も学校教師も文科省も全くわかっちゃいないのだ。全員、頭が空っぽなのである。