日本の高所得層の高校生は鈍臭い古色蒼然とした日本の大学入学選抜システムから離脱するのが正しい選択である!
一般の高校生は気づいていないようだが、こと大学入試のこととなると非常に鈍臭い。古色蒼然としたカビ臭さが漂ってくる。
日本の大学入試はペーパーテストのままだがSATはデジタル化した。
政府、財界が躍起になってデジタル・トランスフォーメーションを唱えても教育界、大学は素知らぬ顔でペーパーテストを続けている。なんと鈍臭いことか。この鈍臭さこそ日本の教育システムの後進性を象徴していると感じる。
日本は個別大学の入試を実施しているが、それは受験料収入を得ることが目的であり学力を測定するというのは建前だ。そんな見え見えで非倫理的ななことを延々とやり続けている限り、日本の大学の品のなさは払拭できないしなんとも言えない鈍臭さも払拭できない。まるで発展途上国のようだ。
例えば東大が個別入試をオンライン化し、受験料を無料として、全国の高校で希望者全員が受験できるようにすることなど簡単なことだ。
かくのごとき時代遅れの選抜システムに付き合っていたなら日本の高校生はどんどん時代遅れになっていく。そのメンタルでグローバル競争の渦中に飛び込んでも勝ち目はないのである。
高所得層の優秀な高校生は、この鈍臭い日本の入試など相手にせず、最初からアメリカのトップ大学を目指すのが正しい。そのためにはSATスコアMath790~800とR?W760~800を達成することができるような英語の勉強、文法の勉強を一刻も早く開始すべきである。
中低所得層の高校生は、残念だが今のまま沈みゆく日本の大学とともに運命をともにするしかない。アメリカを目指してはならない。それが現実である。