今日の夜勤明けの猫のコメント…

とにかく…
申し送りノート見る限り…

所謂[お祭り]だったようだ…

こんなに意気消沈している猫をみるのは久しぶりである…

俺は早番なので2時間ほど業務が被る…

条件反射で猫の業務を手伝ってしまう…

猫「いぃんですょ…とみ○さんだって自分の業務あるじゃなぃですか?」

俺「お前な…一人でやったら大変だろ?」

俺「こういう時は頼るもんだよ…」

猫「ごめんなしゃぃ…」

この時の、すまなさそうな猫は反則的なまでにカワイイ…

居室内は運良く二人きり…

やっぱり…


俺は愚かだ…


猫を抱きしめ…


ちゅードキドキしてしまう…

猫も…

「駄目ですぅ…見つかったらどぅするんですかぁ」

と言う割には、突然接近する俺の唇に軌道修正して合わせてくる…


俺はまだ…

彼女を見限る事が出来ない…

そう…

駄目な男なのである…
管理職というのは基本…
論者である…

猫の思惑通りにはいかない…

結局丸め込まれ…

退職願いは白紙に…

猫「なんか…○○に恩があるし…常識的に3年は居ないと駄目とか言われました」

少し不満そうな猫…

でも…考えてみれば、彼女の意思はそこまで固くはなかった。
という事でもある…

俺は…

一瞬ホッとしたが…

それと同時に

これから彼女と、どう接すればよいのか?

と、悩んでいた…

猫「今のままだと…この職種嫌いになりそうなんです…」

ため息混じりに…

俺に語りかける猫…

うちの施設は10月から大幅に業務が変わり、介護福祉士の負担が更に大きくなる…

猫の本彼も借金の返済があるにもかかわらず職を転々とするフリーター…

結婚資金を貯めている猫としては…目標(結婚)になかなか辿りつけず…焦っているようにも見える…

俺が推測するに…

もっと高収入の職に着いて事態の打開に向けた退職とみた方が…寧ろ自然だ…

猫「ァタシが辞めたら…とみ○さん…どうします?」

俺「どうする?…って…お前が決める事だから…俺は見送るだけだよ」

猫「寂しくなったりします?」



俺「まぁな…」


猫の退職願いは主任で止まったまま受理されていない…

今日辺り…

管理職と話合っているだろう…

俺は複雑な気持ちで…

休日の午後を一人で過ごしている…