簡易トイレ
◆家のトイレの便座に、ビニール袋を引っ掛けて、その上に新聞紙を重ねたモノを入れて用を足す。そのまま捨てられますが、処理には注意しましょう。
◆余った紙おむつを箱に敷いて簡易トイレになります。燃えるゴミとして処分できます。ただ、周辺に赤ちゃんが避難している場合にはおむつを譲ってあげましょう。

※汚物の処理には細心の注意を。不適切な捨て方の場合、衛生状態が悪化する可能性もあります。

住環境
◆新聞を丸めてゴミ袋に詰め、簡単な布団をつくって寝れば、幾重もの空気層が熱の放散を防いでくれます。
◆布団もなく地面に寝ることになったら、枯葉を敷き詰め、その上にダンボールを乗せれば寒さが軽減します。

被災地での避難生活は、地震のショックも重なってストレスがたまりやすくなります。
とりわけ、避難所での集団生活には様々な問題がつきものです。
そんな悩みを少しでも回避するための心得やアドバイスを紹介します。

1.栄養バランスに注意
避難生活では些細なことでトラブルが起きがち。そんな時は野菜ジュースやビタミン剤。
食事の偏りをなくし、栄養バランスを保つことをおすすめします。

2.赤ちゃんとお年寄りの健康管理に気配りを
どうしても衛生状態が悪くなりがち。伝染病などが流行る可能性も否定はできません。
抵抗力の少ない乳幼児や高齢者は特に注意が必要。
殺菌力のある石鹸を使ったり、水がない場合はアルコールを含んだペーパーを使ったりして
衛生管理に注意をしましょう。
建物の下敷きになったり、土砂で生き埋めになったりするということも、想像すべきではないかもしれませんが、最悪のケースも考える必要があります。
地震発生直後はレスキュー隊による救出活動は望めないと思ったほうがいいかもしれません。
阪神大震災で被災者を救出・救助した割合は、救急隊員が2.4%の一方、近所の人が60.5%となっています。
ここでは、動けなくなった場合や、そうなった方を助ける手段を紹介していきます。

Q.家の中などで動けなくなったらどうする?
A.手近にある金属類(ゴルフクラブやフライパン、おたまなど)で壁をたたき、外部の人に自分の存在を伝えます。大声で叫ぶと体力を消耗するのでおすすめできません。

Q.家の下敷きになった人を助けるには?
A.近所の人と協力し、太い角材や車のジャッキで倒れた柱や壁を持ち上げ、隙間を作り引き出します。ただ、痛がったりしていたら無理は禁物。また、救出に使う角材などは折れていないものを使いましょう。

Q.土砂崩れで生き埋めになった人を助けるには?
A.周囲に声をかけ、出来る限り人手を集めます。作業は「掘り起こす人」「掘り起こした土砂を運搬する人」にわけ、効率よく進めましょう。
<ポイント>
土砂を運び出す道具として、タンスの引き出しや毛布も活用。
大きな障害物は乗用車とロープを使って排除。
救出作業の際には必ず監視者を置き、二次災害に注意しましょう。
作業途中で軋む音がしたら、一時退避して様子を見ましょう。
要救助者の体をスコップで傷つけないように。