「妻にプレゼントしたのは、俺のワンオペ育児」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「妻にプレゼントしたのは、俺のワンオペ育児」

颯馬と2人っきりで過ごすのは、これで2回目。
美香の1週間検診のときと、昨日。
リフレッシュするために、行きつけの整体に行ったのだ。

俺も祖母ちゃんから特殊な能力を受け継いだみたいで
子供の頃からハンドパワーみたいなものを持っている。
家族だけには「手当」して、回復に導くこともあった。
美香の体は、肩とか凝りすぎてて、
俺の手に負えない感じだった。

美香は、整体師の先生に、
「産後4週目にしては、骨盤の回復が早い。きっと、
これは乗馬経験が役に立っているんでしょうね」
と、言われて上機嫌で帰ってきた。
不思議な力を持った整体師の先生で、見ただけで
どこが悪いかピタリと当てるし、オーラも見えるらしい。
美香は、もう5年も通っている。


実は一昨日も美香のリフレッシュタイムをつくろうと思った。

「水曜日は映画が安くなるから」
出かけるのを楽しみにしていたが、睡魔に勝てず
昼寝で外出することなく一日が終了したのだ。

毎食の料理も産後の肥立ちを考えて、
俺が作ってたから、近所のスーパーには
いつも俺が行っていた。
久しぶりに美香に行ってもらうと、
本人は意識してないと思うが、聞いてないのに
「アレ買って、コレも買って・・・」と、
超嬉しそうに話す美香。スーパーの買い物ですら
今の美香には非日常な特別な時間になっていたのだ。
ずっと、颯馬と家にいるから。

これからも、
お互い一人の外出時間をプレゼントし合いたい。


   育児の正しさを追い求めるのではなく、
   ママ自身が自分らしく自然体で生きていければ、
   育児はとても楽しいものになるのではないかなと
   思うようになったのです。
   無理してがんばると、心も体もどんど壊れていってしまいます。
   (中略)
   子どもが私のすべてという、自己犠牲だけの育児では、
   育児がうまくいかないときに逃げ場がなくなり、
   とてもつらくなります。


   「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 」清水悦子(著)