「産後、子育てと家事をする主夫に(1)」
4冊目の執筆の時間を少しだけ取りつつ、
産後、子育てと家事をメインにする主夫になってる。
「完全に妊娠前の状態に回復するまで6~8週間」
と聞いているからだ。特に2週間は養生するように
プレマザーズクラス(無料)でも言っていた。
「授乳以外は、すべてパパさんの協力が必要です」
2人の娘を育ててるとはいえ、ほとんど亡くなった妻に
任せっきりだったから、このクラスを受講して良かった。
それと、立ち合い出産もやって良かった。
「声を出さずに、口を開けずに、目を開けて、息んで!」
って医師に指示されても、
「おぉーーー」と、目をつぶって雄叫びをあげながら出産した。
医師と看護師4人がかりで立ち合い、最後の手段とばかりに、
一人の看護師が全体重をかけて、力いっぱいグイグイと
美香のお腹を押したときは、
「もう、やめてくれよ!死んじゃうよ!」って、心の中で叫び、
気が付いたら、出産と同時に俺が泣いてた。笑
美香は、「お腹、押されたのが良かった。痛くなかったよ」って。
それ聞いて安心したけど。
美香は感動するより、全力で出産に立ち向かって
力を使い果たした感じでグッタリ。まさに、命がけの死闘!!!
あれだけの難産、しばらくは歩くこともままならないほど。
養生が必要なのは、アタマでわかるより、現場で時間を
共有すれば、「できるだけのことは、すべてやる!」って、
自然と思えるはずだ。
この2週間は、子育ては半々だが、
掃除、洗濯、料理の家事のほとんどを俺がやった。
洗濯機も冷蔵庫も美香が使っていた一人暮らし用の小さなもの。
颯馬のモノは無添加の洗剤で洗濯するから、洗濯の回数も増え、
洗剤も部屋干し用のものになった。
冷蔵庫が小さいとストックできない。
毎日、買い出しにスーパーに行って、毎日メニューを
考えなければならない。
主婦がいかに大変なことか、やってみないとわからない。
亡くなった妻、礼子に恩返しはできないが、恩送りはできると
思って今、家事の一つ一つを楽しんでやっている。
どうやって、楽しむように家事をしているかは、
長くなりそうなので、明日書こう!