「75歳の野田知佑氏の言葉に激しく共感!」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「75歳の野田知佑氏の言葉に激しく共感!」

「ユーコン川を筏で下る」野田知佑(著)再読。


75歳の野田知佑氏の、この言葉に激しく共感した!
彼の意思を継いで、オレ流のやり方で、日本を変えていきたい!


 筏を見つめていたスコットがいった。
「20年前は日本の冒険好きの若者たちがたくさんきていた。
みんな貧乏で金がなかったが、エネルギッシュだった。
それが最近はばったりこなくなった。くるのは年寄りばかりだ。
日本の青年たちはどこにいったんだ?」
「どこにもいかない。じっと家にいる。日本人が変わったんだ。
(中略)

 「親たちが悪いんだろう。面倒の見すぎ、世話の焼きすぎ、
過保護だ。すべてのものを危ないといって禁止している。
外で走るのも、野原や川原で遊ぶのも全部禁止だ。
親たちはたいてい子離れをしていない。
青年は幼児のまま何一つ経験しないで大きくなる。
(中略)


 イギリスの作家ディック・フランシスは、彼の著作の中でこういっている。
<一国を滅ぼすのに、若い世代に危険を冒すことはばかげていると
教え込むくらい手っ取り早い方法はない>
(『飛越』菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)


 1997年に、アマゾン川を筏で下っていた日本の大学生2人が、
ボリビア、ペルーの国境警備に当たっていたペルー国の兵士に殺され、
所持金1200ドルを奪われるという事件が起きた。
プライドのある国なら、相手国に抗議するところだが、
時の日本の首相(橋本龍太郎)は
「何も知らない若者が無謀なことをするから、こんな事件が起きる」
と日本の若者を責めた。
官僚上がりの首相がいいそうな台詞だ。そこで、日本の各大学の
探検部関係者たちが、
「これはペルー国軍の不法行為、山賊行為であって、

日本政府は自国の若者を非難せずに、加害者の相手国の政府に
毅然たる抗議をすべきではないか」
と糾弾した。若い者が無謀なことをしないで、何をしろというのだ。
こんな為政者がいるから、元気のない若者が増える。


「ユーコン川を筏で下る」野田知佑(著)より抜粋