野田 知佑 (著) 「ユーコン川を筏で下る」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

野田 知佑 (著) 「ユーコン川を筏で下る」

   「ぼくのカヌー人生の中で、ユーコン川は、
   すべてを放りだして娑婆と縁を切り、漂流し、
   自由を謳歌する最大最良の場所である。」

   野田 知佑 (著) 「ユーコン川を筏で下る」

 

一冊の本がリスペクトする大切な隊員から贈られてきた。

 

野田 知佑 (著) 「ユーコン川を筏で下る」

俺も大切な人に、この本をプレゼントした。

実は野田知佑氏の本を初めて読んだ!
最近は世界的に有名なカヌーイスト、
野田知佑氏を知らない若者が多い。
1980年代、日清チキンラーメンのCMでカヌーブームを
巻き起こしたことも、
「椎名誠と怪しい探検隊」も知らない人が多いが、
検索すればCMはじめ面白い動画がたくさんでてくる。

 

野田氏の痛快な語り口がいい。
こんな爺になりたい。いや、間違いなく俺も、こんな爺になる!
カッコいい大人って、こういう人のことを言うのだと思う。
75歳、イカダの大冒険、24日間、700kmの旅が
鮮明にイメージできるのだ。
これを読んだら、間違いなくユーコン川でカヌーがしたくなる。
ユーコンに憧れる、すべての人に読んでもらいたい一冊だ。
共感した言葉を紹介したい。

 

 アメリカ本土で安楽に過ごしてきた人間が、
 人生に物足りずにアラスカやユーコンにきて、
 本当の人生に目覚める。

 

 そして、生きがいのある人生について思考するのだ。
 いろいろな猥雑なものがないシンプルライフを送っていると、
 ある日、自分の生活がすっきりして、
 しごく単純なものに要約されることに気づく。

 

 本当に必要なものはごく少ない。少しの肉と塩、
 自分の思考を保つに足る少しの良書、
 それで十分生きていけるのだ。

 

 自分の贅肉がどんどん取れていく。
 極寒の地で全力をあげて生きる痛快さ。
 彼らはそれを〝full life"(フル・ライフ)と呼ぶ。

 野田 知佑 (著) 「ユーコン川を筏で下る」 より抜粋

テズリン川がユーコン川に合流する画像。この「ユーコン川を筏で下る」で

佐藤秀明氏の撮った写真が、まったく同じアングル。

カヌーだけでなく紅葉や黄葉を楽しむためにショートハイキングをするのだ。

 

この本に登場する友人、知人がたくさんいて、
余計に楽しませてもらった。
「水曜どうでしょう!」にも出演した日本人カナダガイド、
ヨシこと熊谷芳江、
偶然の同い年の日本人ガイド、カツさんこと佐久間克宏、
写真家、佐藤秀明氏、それに名前は伏せてあるが、
初カヌーでユーコンを下る日本人美女も、ドクターも俺の友人だ。

 

おまけに俺がユーコン川をカヌーで下ったとき、
ヨシが選んでくれた現地ガイド、カートも、
この本でリバーガイドとして活躍している。
また、今年もカートと一緒に旅したい・・・。

 

 

カナディアンカヌーで下るユーコン川160kmの旅~黄葉・原野キャンプ・釣り・オーロラ~

 


一番右に写っているのが「水曜どうでしょう!」にも出演した日本人カナダガイド、

ヨシこと熊谷芳江、そして左奥に写っているのがカヌーガイド、カート。


   並漕するドクターに訊いた。 
   「なあ、おい、いったいこの川のどこがいいんだろうね」 
   「自由だからですよ。何をやっても文句をいわれたことがない。 
   別に不法なことをやっている訳じゃないけど、ここにくると、 
   つくづく自由を感じますね。ユーコンにくるたびに、 
   『これでニ、三年は保つ(もつ)』と思います」

   野田 知佑 (著) 「ユーコン川を筏で下る」