「応援されて旅をしたのは初めてですね」
人間というのは
どちらかというと、旅は一人旅が好きで、その中でも歩き旅が好きなんですけど、
今回の富士講は仲間と歩くことができて本当によかったです。
チーム「オッサンズ6」のみなさま、ありがとうございました!
自分の一人旅ではなかなか経験することのできない充実感を得られましたね。
一人で旅をしているときよりも喜びや楽しさは倍以上に、
逆に辛さは半減されるといいましょうか。
楽しさや辛さをともに共有・共感しているから、旅をすればするほど
一体感が育まれたと思います。
そして今回は、
「応援される」ことがどれだけ自分の力になったかわかりません。
旅の道中での差し入れや心遣いがとてもありがたかったです。
応援してくれている人たちがいたからこそ、やる気がさらに湧いてきたんだと思います。
よく考えたら、応援されて旅をするのは初めてですね。
応援してくださったみなさま、どうもありがとうございました!
おかげで、とてもすばらしい旅に参加することができました。
あとは本当に個人的なことなんですが、心の枠が広がりましたね。
「3日間で100キロ以上歩き通して、富士山も登れるんだな」と。
それから発見もありました。
どうやら自分の足は健脚らしいということも。
ただの思い込みですけど、歩きながら疲れた足を回復させるような感覚も覚えました。
富士講に参加したことで、自分の歩きに、より自信がつきました。
来年も富士講に参加するかはわかりませんが、
もしやるのなら、(一人企画で勝手に)五街道の起点である日本橋から出発して、
どのスポーツも抜群の運動神経の悪さを誇っているんですけど、
歩くことや登山だけは昔から好きでしたし、得意なほうでした。
100キロ歩き大会で24時間以内に100キロを完歩したり、
9年前に富士講と同じ富士吉田口の登山コースを歩いたりと。
昨年(2013年)の春頃からか、「ロングトレイル」という登山道や林道、
お遍路道などをつなぎ合わせた長距離自然道を宿泊しながら歩く旅を
今後の野外活動の中心に据えようと決めました。
物好きな奴しかやらなそうな旅ですね。
そんなわけで、ロングトレイルをするための足腰を鍛えるために
今年の2月から水戸街道(北千住~水戸間・約100キロ)、
東海道(名古屋~静岡間・約180キロ)を歩いていました。
ですから、富士講の旅を発表した初メルマガを読んだときは、
もう心が「ビビビッ!」と鳴りましたね。
例えるなら、好みの女性に一目惚れしたような感覚というんですかね。
残念ながら一度も一目惚れしたことはないんですけど。
どうなんですかね、隊長?
それはともなく、「この富士講は参加するべき旅だ!」という直感が
天から降ってきました。
自分が冨士講の旅をしている姿が鮮明に想像できていましたし。
「3日間で100キロ以上歩いて、さらに富士山も登ることなんでできるのかな?」
何とか歩くことはできるだろうけど、その代償と引き換えに
足腰にかなりの負担がかかるかもしれないと考えていました。
両ひざの軟骨が磨り減っているうえに、ときどき左足首の筋に変な違和感が
覚えることもあったので。
体も虚弱だから、歩き疲れで熱が出るかもしれないなと。
富士講に参加する面々にも不安がありました。
隊長やガイドのうめちゃんは山や旅で歩き慣れているし、
自分以外の参加者も歩き慣れているようなので足を引っ張るかもしれないって。
それだけは避けなければいけないぞと。
「自分を含めたおっさんたちだけでする富士講は一体どうなるやら?」と、
それが一番不安だったかもしれません。
旅の初日に隊長が話していましたけど、
「男しかいない旅は地球探検隊で初のこと」ですからね。
「富士講を歩ききってやる!」と旅に行く前からやる気がありましたけど、
その一方で「同じ歳くらいの女性参加者が一人でもいたら、
やる気もさらに出てくるんだけどな」とも思っていました。
旅を終えてですけど、結果的におっさんだけの旅はおもしろすぎでしたね。
当たり前のことしか書けませんが、自分がしていてよかったことや
もっとこうしておけばよかったなと思うことを挙げます。
(旅の事前準備)
1、(運動不足や体の堅い人は)ストレッチや柔軟体操をこまめにしておく。
2、(歩き慣れていない人は)休日に一度くらい、試しに30キロ以上歩いてみて、
体を慣らしておく。
3、ウォーキングシューズと登山シューズを用意する。もしくは兼用できるシューズを。
4、歩き旅に必要な道具や最低限の衣類や生活用品を用意しつつ、
それらの荷物の軽量化を心がける。
5、富士講や神道のことをもっと学んでおけばよかった。思っていた以上に奥が深かった。
(旅の最中)
1、歩く前、休憩中、宿に到着後のストレッチや柔軟体操、マッサージをする。
2、水分、塩分、糖分をこまめに補給する。
※女性の場合は貧血予防のために鉄分も補給したらいいかも(サプリメントとかで?)。
3、トレッキングポールやストックは歩き旅に便利。
4、日焼け止めクリームやサングラス、折りたたみ傘、サポートタイツがあったらよかった。
5、今回はおっさんしかいない旅だったからよくわからないけど、
女性は携帯用の化粧落としとかが必要かも(とくに富士登山中は)。
(4)、今後の改善点(おせっかいですけど)
富士講に必要な道具や荷物などの一覧を案内メールや
Facebookの富士講ページやグループ掲示板に記載したらいいと思います。
「同じ歳くらいの女性参加者が一人でもいたら、 やる気もさらに出てくるんだけどな」って
正直に書いてくれてありがとう!わかるよ、その気持ち!男なら誰でも持ってるよね(笑)。
とりあえずは、もう少し生きて、もう少し広げてごらん。
内にも外にも広げていくと、いいことばかりでなく、
いやなもの醜いものにもぶつかるだろうが、
それを恐れなければ、
思いもよらない贈り物だって見つかるから。
贈り物を受け取らないのは、生きていながらもったいないよ。
「RDGレッドデータガール 星降る夜に願うこと」荻原規子




