「JEEP島:あのイルカ、仕込みだったんじゃねぇか(2)」
それもいっかと思いながら食後の3度寝。
うとうとしていると「いまからシュノーケルとダイビングにいきます」まじか!?
海の上に浮かぶ砂浜だけのビーチと、そこで生まれた野鳥の雛を見ながら、
現地スタッフのなまった英語と、適当な私の英語で成立する会話。
島は不思議な島時間が流れていた。
最終日の昼すぎ。風が出てきた。もう島をあとにする時間。
最大の目的「ドルフィンスイム」は達成できていない。
しかもスコールが止まず、激しい雨のなか、
皆で船に乗り込んだ。コンディションは最悪。でも私たちは笑顔だった。
みんなその状態が楽しくて仕方なかった。
イルカは見れなかったけど、とても満足していた。
そんなとき、Jeep島の主、吉田さんが
「私はまだあきらめてませんから」その言葉通り、
船は直接港を目指さずに、イルカがいるポイントを探しながら、進んでいた。
海は荒れて、風も強く皆は寒さに耐えていた。
皆が駆け寄った船の先頭、そこを10数匹のイルカが、とびはね、
腹を向けながら泳いでいる。寒さなんか微塵も感じない。
だってそこにイルカいたんだよ?ラストチャンスで遭遇とかどんなドラマだよ。
あのイルカ、仕込みだったんじゃねぇかって今でも思っている。
だってそれだけ劇的だったんだもん。
jeep島自体もとても魅力的だったが、人の魅力が旅の満足度をあげてくれたと思う。
地球探検隊の旅はまだ2回目だが、参加する人が魅力ある、
いい意味で面白いひとばかり。
また旅先のスタッフ(今回でいえば吉田さんたち)も探検隊仕様?なのか
いい意味で無謀というか・・
jeep島にはまた行きたいし、次も探検隊で行きたい。行きたいっていうか行く。
4月、5月、7月、10月発表!
旅というのは、空港に着いたときに
終わるのではなくて、周囲の景色が、
わざわざ目を凝らすこともない日常に戻ったときに終わる。
「降り積もる光の粒」角田光代






