「待ってろよ!アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロ!」
そのまま岩にしゃがみ込み、ただ時を過ごした。
涙があふれ出て、やがて
それも涸れ、降り注ぐ陽光と吹きすぎる風が濡れた頬を乾かした。
幸福でも不幸でもなかった。
かつて父と一緒に山に登り、頂上の岩に並んで腰を下ろし、
遠くの山並みを眺めていたときの、
あの言いようのない安らぎだけがそこにあった・・・・・・。
『春を背負って』
笹本稜平(著)
待ってろよ!
※写真提供 リピーター隊員Masashi Sakakibara
1年半後、2015年~2016年の年末年始、
54歳になっているオレは、
ウフル・ピーク5,895m登頂にチャレンジする! ...
昨年、隊員たちが目指したテント泊のマチャメルートよりも
山小屋泊のマラングルートをいくので
そして、9月あるいは10月にいこうと思っていた
東南アジア最高峰、キナバル山(標高4,095.2m)に
2015年GWに3回目のチャレンジをする。
「キナバル」とは、地元の言葉で「祖先の霊る山」を
意味するらしい。
9~10月、人気で山小屋を押さえられなかったのだ。
そして、来週12日(火)からは明大前駅から始まる6泊7日の旅。
おそらく、この旅をきっかけに、
国内でも「「歩く旅」をシリーズ化することになると思う。
まだ、うめちゃんに言ってないけど・・・
来年も一緒にあちこち歩こうね、 Masayuki Umei
よろしく! てか、まだ始まってないね(笑)。
50代半ばの歳だからこそ、自分の足で歩くことにこだわりたい。
来年の一字は「挑」、「登」、「昇」、いや「頂」になるかな・・・
1回限りの人生、より高みを目指したい。
写真はマラングルートでキリマンジャロを登頂して
帰国したばかりの隊員から送られたもの。
多国籍ツアー、G Adventuresの旅に参加したリピーター隊員
「つまりね、人生で大事なのは、山登りと同じで、自分の二本の足で
どこまで歩けるか、自分自身に問うことなんじゃないのかね。
自分の足で歩いた距離だけが本物の宝になるんだよ。
だから人と競争する必要はないし、勝った負けたの結果から
得られるものなんて、束の間の幻にすぎないわけだ」
『春を背負って』
笹本稜平(著)



