「そうそう、これが登山なんだよ」
朝食が美味しいってことは、
それだけで人生の半分以上は
成功ってことだよ。
「夏休み」
中村航
次から次と旅をしていく中で
報告ができていない旅がいくつあることか・・・
あの旅もこの旅も・・・片手じゃ足りない。
もう来週末にはカナダ・ユーコン川カヌーの旅
が始まる。
できるだけ、旅報告をしてからカナダに出発したい。
まずは直近の旅から・・・
【大人の夏休み】8月19日(金)~8月21日(日)3日間
「日本百名山・越後駒ケ岳:小屋泊まり山行&田舎の休日」
現地ガイド、うめちゃんの言葉から紹介したい。
それにしても、まあ、みなさんよく頑張りました。
一日の標高差1100m、距離も長い行程で、ちょっと厳しかったですね~。
7月末の豪雨災害で標高1065mの本来の峠が使えず、
標高777mからのスタートはきつかったかな。
でもね、今回、自分は久しぶりに登山しているな~、と感慨にふけっていました。
そうそう、これが登山なんだよ、って。
登山口から見えた山頂を見て、
2時間歩いて見えてきた山頂を見て、
「これ、ホントに今日中に着くの???」って、
心の底から不安になったその感覚。
5時間近く歩いて、やっとその存在を確認できたゴールの山小屋。
今まで確認できなかったものが確認はできるようになった喜びと
だけど、その遠さに絶望に近い感覚を味わったその瞬間。
いよいよゴールの山小屋が間近に見えて来て、
でも目の前の岩場の通過が恐くてやすやすと安堵できないあの時間。
そして、ようやくたどり着いたゴールの山小屋。
気がつけば、汗と雨と草葉についた水滴で全身、靴までビチョビチョで、
8月も半ば過ぎなのに気温は十数度しかなくて寒い。
でもだから、避難小屋の中はとても温かくて、
ウェルカムドリンクがわりにつくったおしるこの温かさが身にしみて、
水を入れすぎて本当はうまく炊けていなかったはずのごはんも、なんだかおいしくて、
やっぱり、味噌汁は日本人の疲れた身体を癒してくれて・・・、
やっぱり登山は、こんなにもココロを動かすものなんだよね。
シンプルに自分の足で、ただ歩くだけ。
だからこうしていろんな感情がはっきりと描かれるのだと思う。
自分自身の足を、前へ前へと進めることでしか、結果は得られない。
あんなに遠くに見えていた目標も、一歩一歩の積み重ねで必ずや目の前に現われる。
どんなに疲れても、どんなに寒くても、どんなに恐くても、
ただひたすら前に。
諦めたら、そこで終わり。
諦めなければ、いつかゴールできる。
それがシンプルに表現される。
だから自分は、登山が好きなんだと思う。
この二日間、みんなが何を感じ、どのように評価しているのかはわかりませんが、
ただ間違いないのは、あのはるか遠くに見えていた越後駒ケ岳に登りきった事実。
その事実は間違いないので、みなさん、まずは自分をほめてあげてくださいね。
本当にお疲れ様でした。
それにしても、駒ケ岳が「登山」なら、やっぱり「八海山」は「ハイキング」ですね(笑)。
うめ
「諦めたら、そこで終わり。諦めなければ、いつかゴールできる。
それがシンプルに表現される。
だから自分は、登山が好きなんだと思う。」
この言葉に共感した。
だからオレも登山が好きなんだと思う。
道というものは、みな、
ひとのいるところへ、
通じているものなのです。
「星の王子さま」サン=テグジュペリ



