「東京交流会で娘たちがやったこと・・・」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「東京交流会で娘たちがやったこと・・・」

   ただ好きな人を守りたい、
   という願いがきっと一番強いのだ。
   きっと、
   世界を守りたいなんて思って
   世界を守る人はいない。
      「塩の街」 有川浩

先週の東京交流会には、中一と小5の娘を連れて行った。

仕事柄、娘と一緒に過ごす時間が少ないので、できるだけ
日本にいるときは一緒にいたいと思っている。

「君たちに見せたい風景がある!」そんな気持ちで交流会に参加した。

ボリビア・ウユニ塩湖、ペルーの世界遺産「マチュピチュ」、
ケニア・タンザニアの“ 野生の王国” ・・・
そして紅葉のカナダ・ユーコン川。

参加者がスライドショーをしてくれたのだ。

興味深く写真を見つつも、2人でひそひそと何かをやっている・・・
これは交流会の最後でわかるのだが・・・

あの日は娘たちに3度、驚かされた。


まずは行きの電車で次女の七海が
「パパ、もうすぐ6/6 ママの誕生日でしょ?
これママの誕生日にあげようと思って書いてるの」
見せてもらうと図書館で借りた本を書き写していた。

ドイツ・フランスの家庭料理レシピ本だった。
「ママ、料理すきでしょ?きっと喜ぶと思って」
思わず七海を抱きしめたくなった。


第一部から第二部の懇親会に移る前の時間、
近所のファミレスで過ごそうと20人以上の隊員たちと出かけると、
なかなか娘たちが店に入ってこない。
何をしているかと思えば、
ずっとドアを支えて行列がなくなるまで開けていたのだ。


交流会が終わると
娘たちが玄関に。
これは長女の未空が言いだしっぺのようだが・・・

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そこで交流会参加者に、一生懸命、手書きした新ロゴマークと
「今日はきてくれて ありがとうございました」
一枚一枚書いたメモを渡していた。

50枚くらい書いたらしい。
ひそひそとやっていたのは、これだったのか・・・
親のオレのほうが驚いた。

「だって人が喜んでくれると嬉しいんだもん!」
なんだかオレが伝えたいことが自然にできているな・・・

あの日は娘たちと隊員にいろいろ教わった一日だった。

   【一本スジを通せば、夢が夢を呼ぶ】

   金融屋で仕事をしていた頃、月収一千万円という
   時期があった。

   その後、足を洗って自分で金融コンサルタントを
   始めたが、そのときも月収三百万円はあったと思う。

   しかしその後、小説家として本格デビューし、
   金融関係の仕事はすっぱりと辞めた。

   そうして芸能プロに制作会社にと手を広げる私を見て、

   「農耕民族型の生き方ではなく、
   狩猟民族、遊牧民的な生き方だ」
   と言う人もいる。

   農耕民族とはあきらかに違うだろう。
   ただ私の場合、遊牧民とも違う。

   なぜなら、
   場所を移っても移る前のものを
   ないがしろにはしないからだ。

   自分が開拓したこと、経験したことは必ず武器として
   自分の中に残しておく。

   金融が小説の糧となり、小説が芸能プロの糧となり、
   芸能プロが今度立ち上げた制作会社の糧となる。

   そうやってどんどんつながっていく。
   すべては生かされているのだ。

   よく、あれこれ手を出しすぎて失敗する人がいる。
   それは結局、背骨がないのだ。
   木の枝でいえば幹。幹がないと、枝も伸ばせない。
 
   私の場合、基本に太い幹が一本ある。
   それが何かといえばやはり、

   「人を楽しませること」「びっくりさせること」。

   言い換えるとエンターテイメントだ。

   金儲けのためだけのビジネスは、
   儲かるほうへ儲かるほうへと流され、その本筋を
   見失ってしまうことがある。

   しかし私の場合、小説にしても芸能の仕事にしても、
   「人を驚かせたい」という基本は決してブレることがない。

   それがあるから、やり方も普通のやり方とは違ってくる。 

     『新堂冬樹の成り上がり処世術』 新堂 冬樹 (著)