「LOTS OF NOTHING!」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「LOTS OF NOTHING!」

   子どもは、食べるものさえ与えれば
   育つように考えてはいけない。
   目に見えない心の糧を与えられないと
   一人前の人間にはなれないのである。
   
「空気の教育」 外山滋比古


メルマガ196号 を発行した!


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■ 隊長からのメッセージ: 「LOTS OF NOTHING!」
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   大きな旅立ちというものは、
   書物の、第一行の文章のように、
   重要なものなんだよ。
   その一行が、この一瞬が、
   すべてを決定づけるんだ。
   
「ムーミンパパ海へ行く」


先週、「アラスカ・北極圏400kmドライブ」 の旅から戻りました。

今回の旅で一番印象に残った言葉。
それは「LOTS OF NOTHING!」


北緯66度 33’を超えて北極圏をドライブしていると車窓からの風景が一変しました。
そのとき、現地ガイドのマサ安藤さん が、

「こちらでは、こういう風景をLOTS OF NOTHING!といいます」と教えてくれたのです。


その瞬間、私が心惹かれる風景は、「LOTS OF NOTHING!」なのだと腑に落ちたのです。


たとえば、沖縄・阿嘉島でシーカヤックで無人島に渡りキャンプ生活 をしたり、
NZの誰もいないトレイルを歩いたり、誰もいない大草原を馬で疾走したり・・・
“何もないのに、大切なものは全てある”私がまた行きたいと思う場所の共通点は、
そこにあったのです。


私がシンプルな風景に感動を覚えるのは、
あまりに多くのモノやコトを背負い込んで身動きができない現代人の一人だからかもしれません。


そんな私のマイブームは「断捨離」(だんしゃり)です。
「断捨離」とは、やましたひでこ氏の造語で、ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」をもとに
生まれた言葉。「今」という時間を軸に、「これはいつか使える」というモノではなく、私を主語に、
今、私が必要か否かを基準にガラクタやゴミを捨てていく・・・

そうすると本当に必要で好きなモノしか残らないだけでなく、

心までもが軽くご機嫌になっていくのが「断捨離」です。


移動生活をする遊牧民のモンゴル人は「断捨離」の達人だと聞きました。
本当に必要なモノしか持たない分、精神的に豊かなのだと彼らと接して実感しました。


シンプルに生きることは美しい・・・私はそう思います。


脱日常、非日常の旅で、「LOTS OF NOTHING! 」な風景や人と出会うことで、

だんだんと余分なものがそぎ落とされ、シンプルにピュアになって

淀みのない無色透明な心になっていくように思います。


GW「ニュージーランド南島・トレッキング&キャンプ」、
6月「内モンゴル騎馬遠征隊(アルシャーント牧場)」
【大人の修学旅行】 は大好きな場所で新たなコースが続きます。


ご一緒しませんか?
あなにとって、大きな旅立ちになるかもしれません。


                   「地球探検隊」 隊長 中村 伸一


仕事を通じて、海外で働く日本人から素敵な言葉を贈られたのはこれで2回目。
リアルニュージーランド代表のFUJI からはオレの座右の銘にもなった、
「OUT OF COMFORT ZONE」


※「OUT OF COMFORT ZONE」については最近、執筆した「PASS THE MESSAGE」 を参照ください。


   今日、私が死を目前にして、
   平穏な心境でいるのは、
   春夏秋冬の四季の循環ということを考えたからである。
   …
   人の寿命には定まりがない。
   …
   十歳にして死ぬ者には、
   その十歳の中におのずから四季がある。
   二十歳にはおのずから二十歳の四季が、
   三十歳にはおのずから三十歳の四季が、
   五十、百歳にもおのずからの四季がある。


       吉田松陰「留魂録」