「『地球探検隊』ができるまで~中村伸一プロフィール~2003年版」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「『地球探検隊』ができるまで~中村伸一プロフィール~2003年版」

   いかなる教育も逆境に及ぶことなし(ディズレイリ)
   
『人生の指針が見つかる「座右の銘」1300』
   別冊宝島編集部(編)宝島社

2011年3月4日で会社設立15周年を迎える。

3月5日(土)は新宿3丁目ハワイアンダイニング「Tiki Tiki」新宿店

100人規模のイベントをやる予定だ。

今では登録隊員は3万人を超え、メルマガ読者も、もうすぐ1万人。

ずっと滞ったままになっている、地球探検隊HP内のプロフィール を変えようとしたら、
2003年の取材記事が目に留まった・・・。


今から7年前に受けた取材記事だ!

「地球探検隊」ができるまで ~中村伸一プロフィール~
2003年1月 STEP UP ぴあ クローズアップVol.3 (2003年1月) より抜粋

人気を集める現地発着多国籍ツアー
世界各国から集まる仲間と一緒にワゴン車で旅をする

中村さんが経営する旅行会社はアメリカやアジア、オーストラリアなどの

現地発着ツアーの手配を行う。ドライバー兼ガイドのリーダーの引率のもと、

世界各国から集まった参加者と共に、
ワゴン車でキャンプしながら移動する体験型の旅。

参加者同士でコミュニケーションを取りながら、トレッキングやラフティングをしたり、

地域によっては象に乗ったりと、冒険気分が味わえ、

旅本来の醍醐味が味わえると人気を集めている。

会社設立1週間後に海外旅行情報誌で紹介されたのを皮切りに、

次々とマスコミの紹介によって、参加者も増えていった。

「隊長って呼ばれて最初は恥ずかしかったんですけど、気合が入る感じでいいかな」と、

中村さんは社長ではなく隊長と名乗り、お客さんを隊員と呼ぶ。

「自分ひとりではなくて、みんなでチームになって

何かひとつのことを成功に導く活動をするのが小さいころから好きだった」

と語る様子は、気さくな兄貴。高校時代は生徒会で活躍した。

「地球探検隊」のオフィスだって会社というよりも、

ペンションのリビングというような暖かな雰囲気が感じられる。

ボードには世界中からの届いた絵はがきが掲示され、

異国での臨場感あふれる旅の便りを読むことができるし、

棚には旅の感想が書かれたファイルも並んでいる。

なにしろ、このオフィスに出入りする宅配業者や保険の外交員まで

ツアーに参加したというのだから、いかに楽しい感じが溢れているかがわかる。

「自分では当たり前と思うことをやり続けているんですけど、

よく変わった旅行会社ですねって言われます。

自分がこういう会社だったら入りたいな、と思うイメージを実現させただけなんです」と隊長。

世界を遊び場に仲間と遊ぼう

「学んでいるときより遊んでいるときのほうが得るものが大きい」

というのが中村さんの持論。

短期の語学留学より、

外国人と一緒に旅行するほうが語学の勉強にもなるのでは、と付け加える。

中村さんがかつて勤めていた旅行会社では、

留学、ホームスティ、ボランティア、ワーキングホリデーなど、

働く、学ぶ、暮らす、遊ぶ、などのさまざまな体験プログラムを担当していた。

自分の会社を設立するにあたって、

一番やりたかった"遊ぶ"というプログラムに焦点を当てた。

「社会人になると遊びから生まれた仲間ができにくくなります。

"遊び"を通して心の豊かさを感じることができるんじゃないかと思ったんです。

僕は遊びの中からいろんなものが生まれると思っていますし、

そこには目には見えない大事なものがあるような気がします」

そういう中村さんも今から13年前、

アメリカ西海岸を巡る9日間のツアーに参加した。

参加者は世界7カ国から集まった。

旅の途中、中村さんにさまざまな質問を投げかけられた。

「日本はどう? あなたはどう?」と。「半分以上答えられなかったんです。

英語で答えられなかったのではなく答えがなかった。

物価だってわからなかった。聞かれるたびにわからないことばかりなんです。

ショックでしたね」。

日本にいると気づかないことに直面する。

「失敗なんていくらしてもいい。失敗を恐れてやらないよりは、

総力をかけてやることが大事。必ずそこから学ぶことがあるし、

自分の知らない世界を知ることができますから」

この体験は予想以上に大きいものだった。

「それまで旅の目的はどこへ行って何を見るかだと思っていましたが、

旅のおもしろみは誰と一緒に何ができるか、という体験があるからなんですね。

これはもっとたくさんの人に感動体験を紹介したいと思いました」

中村さんが書く「地球探検隊」メールマガジンに対する反響も大きく、

隊員との絆として重要な役割を果たしている。

現在、登録隊員約1万6000人のうち、5000人に配信しているという。


旅を媒介に、出会いの場をつくりたい
今の中村さんからは想像もつかないが、挫折も経験している。


しかし、そのとき救ってくれたのはお客さんだった。

もともと就職した会社で旅行部門に所属。旅行カバンに下着を詰め込んで会社へ出社、

泊り込みで仕事をこなし、1週間に1度洗濯のために家へ帰るという生活を続けた。


当時は国際体験プログラムを代行する会社はほとんどなく、精力的に仕事をこなしていた。

そんなさなか失意を経験、

「もう一度、自分を見つめ直してみたいと、放浪の旅へ出た」。

会社も辞めた。ヨーロッパを中心に北アフリカまで20カ国の一人旅。

なんとその旅の途中、偶然、かつて自分が送り出した客に、

オペラ座の前で呼び止められる。

そしてそのとき参加したツアーがどんなに有意義だったかを話してくれた。

「自分の存在価値なんてない、と思っていた時期に、

人のために役立っているんだな、

ということを感じさせてくれたのはそのお客さんとの出会いだったんです」

このとき25歳だった。

それがきっかけになって、帰国後、再び前の会社へアルバイトで戻る。

それから8年後、独立して現在に至る。

「僕がずっとやってきたことは、仲間作りのきっかけになる場をつくること。

世界に遊び場を作ったり、人と人が出会う機会を作ったり。

年に数回、交流会を行っていますが、

隊員同士、気持ちを分かち合える場になっています」

普通の旅行会社っぽくないのは、こんなところにもみられる。

実際、「地球探検隊」には帰国後、旅の話や近況がたくさん寄せられるし、

隊員同士で新たな企画ツアーも提案される。


「旅っていろんな選択肢を用意してくれると思うんです。

参加したことがきっかけになって人生を変えることになったという人は多いんです」

IT化が進む現在、バーチャルの世界から抜け出して、

五感で感じられる旅、人との温かいふれあいの旅は、今後ますます注目されることだろう。

(文=さとうあけみ)

原点回帰すると・・・あのときほど今の自分は本気なのか・・・
自問自答する良い機会だった。

水曜定休日の明日

東京大学 加藤寛大(かんた)率いる
学生国際ビジネス団体IBAS のメンバーのためにトークライブ をやる。

いいタイミングで記事が読めたと思う。

   大切なものを見つけるには、
   時間がかかる。

   だけど、大切なものを
   大切にしつづけることは、
   もっと、もっと、時間がかかる。

   「ハートブック」 廣瀬裕子