「旅から帰ってきて・・・」
いつ死が訪れるか分からないから、
一日一日の「人生」はきっちりと完結させたい。
そう思っています
『ただ成功のためでなく』
渡邉美樹(著)ソフトバンククリエイティブ
前述のつづき(2)
旅から帰ってきて、悔しくて英語を勉強しようと思って色んな留学センターに相談しに行ったりもした。親に反対されて、結局納得のいかぬまま就職活動を始めた。大学では社会福祉を学んでいたけれど、いつかメンバーと肩を組んでペラペラの英語を笑いながら話せるようになりたくて、旅行関係の仕事ならその夢に少しでも近付けるのではないかと思ってエントリーシートを出した。面接まで進めたのも数社だけで、その持ち駒も全て落ちて夏を迎え、私は考えることから逃げるようにバイトに励んだ。9月に入って、何とか親に説得されてしぶしぶ就職活動を始めることになった。このまま大好きなアイスクリーム屋でバイトしていたほうが私は幸せなのに…と思いながら、不安と焦りが葛藤していた。
何のために仕事をするのか?
私にはわからなかった。半年以上就職活動をしているのにも関わらず、自分が何のために人生を費やして仕事をするのかずっと答えられなかった。就職活動の悩みを相談した友達に、同じ質問をされた。答えられなかった私に「死ぬ気で就活してみなよ、これ以上頑張ったことないって本気で思えるぐらい。」と言ってくれた。その時やっと目が覚めた。
旅と就職活動と、全く関係のない話かもしれない。でもこの2つに共通することは、「自分に正直になってプライドも何もかもを捨てて本気で取り組むこと!」何よりも大切なのはこのことだと思う。私は今までずっと自分の嫌な部分や弱さに言い訳をして、等身大の自分と向き合っていなかった。自分の姿に背を向けて、うまくいかないのは人のせいにしていた。まさにベトナムのツアーの時の自分だ。旅や就職活動だけじゃない、21年間ずっとそんな生き方をしていた。なんで今まで気が付かなかったのだろう。いや、むしろ22歳を迎える数週間前にこの事が分かって本当によかったと思いたい。
その事に気が付いてから、本気で人生21年間分の自分に向き合った。嫌なところも苦手な人間関係も上手くいかない恋愛も全部、自分に正直になって「何故」と問いかけて掘り下げて考えた。家にこもって、電車の中で、カフェでひたすら考えた。少しずつ自分がどう生きていきたいのかわかってきた。
人生はよく旅に例えられるけれど、人生も旅も仕事も恋愛も本気で向き合えばこそ本当に楽しめるのだと思う。まだまだ発展途上中の自分だけれど、そんな自分が好きだし、周りにいてくれる仲間に本当に感謝したい。自分一人では生きていけない、幸せだと感じられない、だからこそ本当に仲間に支えられていると思う。仲間はもちろん、もっとたくさんの人にプラスの影響を与えられる存在になりたい!自分が心から納得できる最高にハッピーな人生を送るために。
みゆき
今月22歳になったばかりの“みゆき”。次の挑戦は、 【大人の修学旅行】同行スタッフ!
“25歳以下”限定
「冬のアラスカ:オーロラを待ちながらキースロッジで過ごす5日間」
~ フェアバンクス郊外の手作りロッジで、仲間と自炊し語り合う旅 ~
2011年3月5日(土)~2011年3月10日(木)6日間
*日本発着最短日程:2011年3月5日(土)~2011年3月12日(土)8日間
■定員: 15名
■発着場所: アラスカ・フェアバンクス(アメリカ)
つまずいて転んだまま
のびてしまう人を見ると、
見ている者までが
脱力感におそわれる。
これに反して、転んでも転んでも
起きあがってゆく人を見ると、
こちらまで勇気づけられる。
「小説日本婦道記」 山本周五郎(著)