「NHKドラマ『坂の上の雲』(1)」
「本気でやれば人は何にでもなれる」そんな希望あふれるドラマだ。
学生時代、司馬遼太郎の本で「幕末」「明治」が好きになった・・・。
本木雅弘演じる秋山真之(さねゆき)がいい。こんなにキャスティングがぴったりのドラマも珍しい。阿部寛、香川照之もいい。
渡辺謙のナレーションを聞いていると、原作者、司馬遼太郎が優しく語りかけているようだ。久しぶりに夢中になって見た。この正月、たまりに溜まった録画を見ながら、片っ端からメモをとった。その一部を紹介したい・・・。
学生時代、司馬遼太郎の本で「幕末」「明治」が好きになった・・・。
本木雅弘演じる秋山真之(さねゆき)がいい。こんなにキャスティングがぴったりのドラマも珍しい。阿部寛、香川照之もいい。
渡辺謙のナレーションを聞いていると、原作者、司馬遼太郎が優しく語りかけているようだ。久しぶりに夢中になって見た。この正月、たまりに溜まった録画を見ながら、片っ端からメモをとった。その一部を紹介したい・・・。
もっくん演じる秋山真之と渡哲也演じる東郷平八郎の会話。
部下を死なせた苦しみから逃れられない秋山、指揮官として自信を失い東郷に問う・・・。
「少将ひとつ伺ってもいいでしょうか?
良き指揮官とは何でしょうか?」(秋山)
「あしにはそれがようわからんのです」(東郷)
「少将はご自分の出した命令を後悔したことはありませんか?」(秋山)
「おいは自分の命令で1,100人の清国民をいっぺんに殺しました。指揮官は決断し、命令を下すのが仕事じゃ。いったん刀を抜く覚悟をしたら、あとは戦うだけでごわす。じゃっどん決断にいたるまであらゆることを考えにゃならん。それが指揮官たる者の責務でごあす」(東郷)
「しかし考えに考えて どんな決断をしたとしても結局あしは、悔やむ苦しみから逃れられそうにもありません」(秋山)
「おいも人間じゃ。それはおまんと同じじゃ。悩みや苦しみは無縁ではなか。じゃっどん将たる者、自分が下した決断を神のごとく信じらんにゃ兵は動かせん。決断は一瞬じゃが正しい決断を求めるなら、その決断は何年、何十年とかかろう。良か指揮官とは何か?犠牲になった兵のためにも、よう考えてほしか」(東郷)
「急がば回れ、短期は損気」(秋山)
「なんじゃ?」(東郷)
「亡き父の言葉です。少将のお話を聞いているうちに、この言葉が浮かびました」(秋山)
「なかなか良か」(東郷)
「はい!」(秋山)
ドラマ「坂の上の雲」より
ドラマ「坂の上の雲」より
このドラマは、ひとり一人の個性がはっきりと描かれていて、どんどん引き込まれる。やっぱり司馬遼太郎はいい。
「夢がかなわないでがっくり」ではなく、
夢を見てがんばろうと思う過程が重要であり、
夢見る力が大切なんです。
今の社会は生活も大変だし
生きづらいことが多いですよね。
でもそこで夢みる力を持つことをあきらめないでほしい。
ただ逆に、夢をあきらめないといけないこともあると思う。
それは区別しないといけないんですけど。
朝日新聞サイト「どらく」、渡辺えり