「登山家・栗城史多 1月4日(月)テレビ放映」
うまくいかないから
あきらめるのではなく、
楽をしたくなったとき、
あきらめる
福島正伸
あきらめるのではなく、
楽をしたくなったとき、
あきらめる
福島正伸
2010年1月4日夜7時30分、NHK総合にて、73分間の栗城史多(くりき のぶかず)くん
のドキュメント「7サミット 極限への挑戦」
が放送される。
「ドリプラ2009」で審査員
を務めたことでソロアルピニスト・栗城史多くんに、ようやく会えた。彼を応援している仲間、香取貴信
、大嶋啓介
、中村文昭
、てんつくマン
・・・・・・から栗城くんのことを聞いていて、会いたいと思っていた。
オレが高校時代 登山部に所属していたこともあって、好感をもって読めた。高校1年生は生徒会長には立候補できなかったが副会長なら立候補できた。でも「前例がない」といわれた。この頃から、「前例がない」といわれると俄然やる気になるタイプだった。オレは1年生で同じく副会長に立候補していた2年生と立会演説会をすることになった。そのとき栗城くんが大学の先輩から言われたセリフとまったく同じことを言われた。
「冬山を登らないならやめろ」
どこの登山部も一緒なんだなー。
結局オレは生徒会副会長に当選し、登山部は1年で退部した・・・。
「一歩を越える勇気」
から、少し紹介したい・・・。
僕が17歳のときに亡くなった母と交わした約束、「一生懸命に生きる、弱音を吐かない、そして最後に『ありがとう』と言える人生を送ること」。
初めての海外旅行が、単独・無酸素のマッキンリー登山なんて聞いたことがない。僕はあらゆる人から呼びつけられ、怒られていた。そして僕の父も怒られていた。(中略)
父はこの計画に賛成も反対もしなかった。ただ心配そうな顔をして、それでも無口で通した。ほとんど会話もなかったが、僕が空港から飛び立つ直前に電話をくれた。
「おまえを信じてるからな」
山に入るのは、必ず自分の力で生きて帰ってくることが条件だ。僕はまだまだ山で死んではいけない人間である。なぜなら大方の人が、僕の単独・無酸素のチャレンジを「無理」だと思っているからだ。その人が思う「無理」「不可能」を取っ払いたい。
生きることは、冒険である。挑戦しても、後悔しても、挑戦しないで後悔しても、必ずリスクがある。僕は「冒険の共有」をすることによって、誰かの一歩踏み出す勇気になりたいのだ。
栗城史多
(著)「一歩を越える勇気」
より抜粋
栗城くんの体を調べたら、先生が「すごいことがわかりました!」
「腕力、脚力、肺活量、すべて平均以下です」には笑った・・・彼の特別な能力は呼吸も心拍数も一定にできるところらしい。
1982年生まれ、身長162cm、体重60キロの「小さな巨人」栗城くんを、これからも応援していきたい。
