「ザナドゥ、そこは桃源郷じゃなくて・・・」
◆スターバックスで最初に学ぶ、3つのスタースキル
1.相手の話を真剣に聞き、理解する努力を怠らない
2.仕事に誇りを持ち、さらに自己を高める意欲がある
3.困ったときは助けを求める
『人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語』
ディスカヴァー・トゥエンティワン 黒石和宏(著)
今回の旅はマルコポーロ「東方見聞録」に記載されている「ザナドゥ」という、かつて桃源郷と呼ばれた地へ行くことも旅の目的の一つだった。
オレは馬でしか行けない場所だと思っていた。
「元上都(ザナドゥ)」に行くと、駐車場に車がいっぱい。
「車で行けんのかよー」
思わず隊員たちと一緒に突っ込みを入れた。
しかも思った以上に、そこは、ただの廃墟・・・これが世界遺産登録申請中ってか?
「隊長、口数が少ないように感じるのは気のせいですか?」
隊員にバレバレなほど、オレは気落ちしていた。
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で募集したときは、こんなふうに思っていたからだ。
『かつて、内モンゴルの大草原に「ザナドゥ」と呼ばれた都がありました。マルコポーロの「東方見聞録」に、その言葉が載っています。日本語では「伝説の都・理想郷・桃源郷」と訳されています。今は廃墟となっていますが、そこに立って何かを感じてみたいのです』
オレの想像力は、こんなものか・・・何もイメージできないし感じ取れなかった。
「またまた、ネタ、ネタ!」とオレ。
通訳ガイドのスチンさんがいう。
「今は遺跡の見学よりも、みな花を見に来るんです!」
かつてフビライハンの99頭の馬の牧草地だった場所は、今、花畑になっていた。ここは金蓮花という黄色の花が名物らしい。お茶として飲むと、いろいろな効能があるとされる貴重な花だ。
だから立ち入り禁止にもかかわらず花を摘み取ってしまう人が後を絶たないという。
「今年はずいぶん金蓮花が少ないですね」と、悲しそうなスチンさん。
この場所だけは、ちょっと想像力が膨らんだ。
この広大な牧草地に気持ちよく馬が草を育む様子が・・・。
どんなに苦しい日々が続いても
最後の一瞬の感動が
すべてを輝く日々に変える
福島正伸