「今年一番泣けた本!奇跡のリンゴ 木村秋則」
人より努力しないといけなかったり、
理解してもらえず苦しむことがあっても、
そうした経験をしているからこそ、
人の気持ちを察したり、
やさしい気持ちが持てるんですよね。
雑誌「レタスクラブ」
昨日、隊員トロが青森から一つの小さなリンゴを持って来社した。
「隊長、あの奇跡のリンゴ食べたいって言ってましたよね。これが最後の一個です」
「えっーーーマジ!」
小笠原の旅、写真交換会で話題になったときに
確かに「奇跡のリンゴ食いてぇー」って言ったけど、まさか本当に行くとは・・・なんの当てもないまま単身、青森に出かけ、ようやく木村秋則さん宅にたどり着けたらしい。ジュースにされていた季節はずれのリンゴを頼みこんで分けてもらったという。
小さなリンゴをスタッフに小さく切り分けて食べた・・・・・・。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」りんご農家 木村秋則さんの回
を終えると、700通ものメールや手紙がNHKに寄せられたという。最も多かったのが、「木村さんのりんごを一度でいいから食べてみたい」だったらしい。
『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録』
石川拓治(著)
「まえがき」からぐんぐんと引きこまれる・・・
半年先まで予約がいっぱいの、知る人ぞ知る東京白金台の隠れ家レストラン。その看板メニューの一つが、「木村さんのりんごのスープ」・・・
私たちは木村さんの笑顔の陰には壮絶な苦労や、あまり人には言えないような過去が隠されていることを知りました。そして、人生のどん底から這い上がってきた木村さんの、突き抜けた笑顔に、いつしか一緒に笑うようになっていたのです。
「バカになるって、やってみればわかると思うけど、そんなに簡単なことではないんだよ。だけどさ、死ぬくらいなら、その前に一回はバカになってみたらいい。同じことを考えた先輩として、ひとつだけわかったことがある。ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合うことができるんだよ、とな」
『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録』
石川拓治(著)より
木村さんは山中で自殺するところまで精神的に追い込まれた。
「絶対不可能」と言われた「無農薬でリンゴを栽培する」という夢を実現するためだけに生きた男なのだ。
木村さんのリンゴは2年放置しておいても腐らない。
著者の石川拓治さんが木村さんのリンゴに初めてかじりついたとき、不覚にも涙をこぼしそうになったという。
この本、読んでほしい。自分の悩みなんて、まだまだと思えるはず。まさに、そこには「本気」「バカ」を超えた「狂」の世界があった。
人生の悲劇は、
ゴールに到達しなかったことにあるのではない。
悲劇はゴールを持たないことにある。
理想を実現できないのは不幸ではない。
実現すべき理想がないことが不幸なのだ。
星に到達できないのは恥ではない。
到達すべき星を持たないのが恥なのだ。
失敗ではなく、理想の低さが罪なのである。
ベンジャミン・メイズ