「日本人としての原点」
天才は一般の人々がただ一度しか持たぬ青春を
幾たびも繰り返して経験する。
ゲーテ
今回の新潟の旅
で現地ガイドとしてお世話になった「うめちゃん」
こと梅井さん。彼とは前職OBS
にいたときからの付き合いがある。
オレはいつも人と会うとき、その人自身をみて、組織では判断しない。OBSとの提携が始まったときも、オレは「梅ちゃんがいるなら・・・」と、直感で取引を決めた。
それは、今までオレが組織にぶら下がった経験がないからだと思う。独立前の会社は吹けば飛ぶような小さな会社だった。資金も信用も実績もコネも何もない。その中で、どうやったらお客さんから信頼を得ることができるのか・・・徹底的に考え抜いた20代。
お客さんに喜んでもらえるかどうか、それがすべての基準になっていた。ひとり一人の顔がみえる姿勢を貫き、実践していく中でお客さんから応援されるようになった。
独立起業前に最優先に考えなければいけないこと。それは「お客さんはいるのかどうか」そのお客さんは会社についているのか、自分についているのか・・・その判断を間違えれば、あっという間に独立資金は底をつく・・・。
梅ちゃんって応援したくなる人だ。彼とは、これからも長い付き合いになると思う。mixiのプロフィールにこんなことが書いてあった。共感!
「旅行」に行きたくなるのも、それが人間の原点だからなんだと思う。アフリカに誕生したヒトが生活の場を求めて、世界中にちらばっていったのが人間の歴史。「自分の知らない土地に行く」ということは、人間の根源に備わっているんだと思う。
では、日本人としての原点はなんだろう?
私は、「古民家」で「農業」をしながら「いなか暮らし」をするのが日本人の原点だと思う。
「いろり」のある木の香りが漂う築何十年という古民家。自分で食べるものは自分で育てる、そんな暮らし。それが日本の原風景。
そして、今・・・
そんな日本の原風景のなかで、人間の原点を感じられるアウトドア遊びを提供していきたいと、新潟の農家民宿で修行しています。
うめ
オレは日本が好き、古民家が好き、木の香りが好き、ごはんが好き、酒が好き、隊員が好き、「青空」が好き、森田夫妻が好き、梅ちゃんが好き・・・
やっぱり人が好き、旅が好き。オレは、もっと日本を好きになるために、世界を旅する・・・。
人と人との関係は、
何をどういうふうに食べたか
ということがすごく大きいと思う。
雑誌「クロワッサン」俵万智