「夜回り先生 水谷修  講演録」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「夜回り先生 水谷修  講演録」

水谷先生の講演を聴いた友人、市川 琢也さんから感動のメールが届いた。読者とシェアしたい・・・市川さん、ありがとう!涙・涙・涙だね。子どもだけじゃない、大人同士も褒め合う世の中にしたいね。



講演会で聴いた言葉をシェアさせていただきます。


ストレスは水の如し。
高いところから低いところに流れていく。
今子供たちはストレスの最下流にいる。
ストレスのやり場をなくした子供たちが進む「夜の世界」は
けっして彼らを助けてはくれない。許してはくれない。

今、家庭に「夜の世界」が入ってきている。
人をけなし、貶め、足をひっぱる。
家庭の中のイライラが世の中をゆがめているということに
早く気がついて欲しい。
たった一つの些細なきっかけで子供たちは
簡単に「夜の世界」に行ってしまう。


今ここにいる子供たち全員に聞く。
今までお母さんに褒められた数、叱られた数どちらが多い?

今ここにいるお母さんのフリをしているあなたたちに聞く。
今まで、子供を叱った数よりも褒めた数が多い人はいるか?
一日たりとも子供を褒めなかった日がないと断言できるか?

大人たちが作ったこの社会はあまりにも攻撃的だ。
その社会を作った責任は私たち大人にある。

大人たちはイライラをぶつけるところがある。ガス抜きができる。
子供たちはいま、学校でも叱られ、塾でも叱られ、家でも叱られている。
もしあなたが毎日行く先々で叱られたら、あなたは耐えられますか?

言葉は力を持っている。
言葉は恐いものです。
汚い言葉は汚い心を生み、汚い行動を負わせる。
きれいで優しい言葉を子供たちに投げかけてください。

一日50個の美しい言葉、優しい言葉を子供に投げかけてください。
受けた優しさが深ければ深いほど人は立ち直ることができる。
どうか子供たちに優しさを分けてください。

君の命は君のものではない。
君の命は君の何世代も前の人たちから君が預かったものだ。
今ある命は今まで途切れることなく紡がれてきた糸です。
どうか命の糸を絶たないで欲しい。

私はある少女から教えてもらった。
人は自分のことばかり考えるから悩むんだよ。
人は人のことを考えるから明日があるんだよ。ということを。
今はなきその少女の無念を伝えるために私は生きている。

いつから大人たちは子供たちから遠ざかるようになったのだろう。
子供たちは大人たちが寄ってきてくれるのを待っている。
存在を知って欲しくて叫んでいる。
その声を聞いてあげてください。


水谷氏の著書を読まれたり、ドキュメンタリー番組をご覧になった方は
改めて氏の紹介や「夜回り先生」のいきさつを説明する必要はないでしょう。

もしご存じなければ、この機会にぜひ、著書を読んでみて下さい。
自分に子供がいなくても、自分は悩んでいなくても。

また機会があればぜひ氏の言葉に触れていただきたいです。
癌の転移も進み、余命はさほど長くないそうです。


水谷先生は最後にこう言っていました。

「どうか私を追わないで欲しい
 もちろん死ぬことなんて考えないで欲しい
 誰でも私のように優しい言葉をかけることはできる
 みんなの周りにも必ず『水谷』はいる
 探してごらん
 そのためにはまず君たちが優しさを配ってごらん」

市川 琢也