「素敵な人に会いに行く・・・in 香港」
オレが初めて「ひとり旅」をしたのは1983年、21歳の春だった。そこは返還前の香港。
あの「香港ひとり旅」がなかったら今のオレはない・・・。
今から24年前の1983年、入社してすぐの頃、上司に聴かれた。
「今まで、どこを旅してきたの?」
「パックツアーでヨーロッパへ行ってます。学校の研修旅行ですけど・・・」
「ひとり旅もしたことがなくて、ここのスタッフが務まるわけないでしょ!香港、自腹で行ってきて!」
「はい、わかりました。深夜に着くのでホテルの予約をしとかなきゃ・・・」
「なに甘いこと言ってんの!到着してからホテルを探すのが、ひとり旅の常識でしょ!」
「えっ!0:00am過ぎてからホテル探しですか?・・・・・・」
そんな上司との会話が懐かしい・・・。
今日紹介するのは同じビルの4Fの会社、(株)H14が編集を手がけた本。これは新しいタイプの香港ガイドだ。協力:香港政府観光局 発行は(株)アスキー。9/14(金)発売したばかりの本。
『40 LIVES in 香港 素敵な人に会いに行く』H14 (著)
香港に行って、そこに暮らす40人と会って、インタビューをしたものをまとめている。インタビュー集としても楽しめるし、新しい切り口で香港を紹介しているのもいい・・・。カラー写真を惜しみなく使った本で、一気に読んでしまった。
ライターの一人はいつもお世話になっている「ウッチー」こと内田さん。新宿御苑タウン誌JG「ジェイジー、Jumbo gyoen/こんにちは、御苑」でオレの連載記事を編集してくれている。
2006年度ミス香港のエイミー・チャン、俳優・歌手のイーキン・チェンなど、著名人も載っているが、普通に生活する家族やOLまで、ありとあらゆる職業・職種の人をインタビューしている・・・。
たとえば、フィギュアを通してブルース・リーの精神を伝えるフィギュア・アーティスト、エリック・ソーの言葉に目が留まる・・・。
ブルース・リーのフィロソフィーとは?
「“無法を以って有法を為す、無限を以って有限を為す”。つまり人は誰かに教わるのではなく、誰かにインスパイアされ、自分で考えて行動した時に初めて目標に到達することができるんだ。それが彼のフィロソフィーだと感じているよ」
フィギュア・アーティスト、エリック・ソー
あるいは、こんなセリフ・・・
わ、密度の濃い職歴ですね~。
「はい。高級ホテルにいたときは、高価で上質なものに触れることができたし、ミュージカルの現場では、心を満たす精神的な豊かさを知りました。それで、本当のラグジュアリーとはマテリアルではなく、すばらしい経験をすることだと悟りました」
バーのスタッフ/ノエル・フラー
香港に生きる人のセリフに共感する言葉がたくさんあった・・・。
手にとって読んでみてください。あなたにとって意味のある「出会い」になるかもしれない・・・。
ビジネス・プロフェッショナルは、
己の技量を、
けっして極端な話ではなく、
一生かけて磨き続ける覚悟ができている人であり、
それを愉しめる人でしょう。・・・
正確には「磨き続けてしまう人」