「アラスカの旅から・・・ただいまー」
毎月のようにくる講演依頼・・・それに本の執筆依頼・・・「これが秋のアラスカにくる最後の旅になるかもしれない・・・」そんな思いの中、紅葉と黄葉のアラスカの大地を隊員たち12名と旅してきた。
【大人の修学旅行】
でアラスカを訪れるのは3回目だが、過去2回とも冬の「オーロラを見ながら星野道夫を語る会」
。秋のアラスカもアンカレジもデナリ国立公園も初めて訪れた。
世界50ヵ国を旅してきたと言っても、まだまだ初めての場所、行きたい場所は尽きない・・・。
デナリ国立公園の中心にある北米最高峰マッキンリー山(6,194m)・・・・
今まで参加した隊員たちの写真を見ても、クッキリとその姿を現すのは珍しい・・・ところが今回はラッキーにも、その姿をオレたちに見せつけてくれた・・・感動で涙を見せる隊員もいた・・・。
※デナリ・フライトから見たマッキンリー山
今、星野道夫の本を改めて読み返している。行く前に読んだのと、行ってから読むのは、入り方がまったく違う。星野道夫の彫りの深い文章が、さらに胸に迫ってくる・・・。
たとえば春になる出産時期にカリブー(トナカイ)が北に移動して北極圏に集まってくる。その数は50万頭とも言われている。そんな大きな群れが2つもできる。夏に仔を育て、秋になると、その群れは南下し、冬には小単位になる・・・。そんなことが、アラスカの大自然の中で、ずっとずっと繰返されてきたのだ。
星野は書く・・・
「何千年も前から、あんなに壮大な旅をする動物がいて、それはアラスカに住む99%の人たちが見たこともない。アラスカはそれほど懐が深い。人間の手がつかないものがある。(中略)アラスカにひかれる大きな理由が、そのとてつもない懐の深さにあるような気がします」
『終わりのない旅 星野道夫インタビュー 湯川豊(著)』
より
こんな星野道夫の文章が、皮膚感覚でわかるのだ。
懐の深さ・・・黄金色に輝くタイガ(針葉樹林)、真っ赤に染まるツンドラ(永久凍土)の大地・・・
アラスカは、どんなに車で走っても、どこを写真で切り取っても、すべて画になるが、写真では、捉えられない、とてつもなく大きな空間が、そこにあった・・・。
デナリ国立公園だけでも日本の四国と同じ大きさなのだ。
※デナリ・ハイウェイ 車窓からの風景・・・
毎日晴天に恵まれ、ビッグ4と言われるグリズリー(灰色グマ)、ムース(ヘラジカ、エルク)、カリブー(トナカイ)、ドールシープも見ることもできた。ほとんど人前に現われないというリンクス(オオヤマネコ)を見た隊員さえいた。カーテンが揺れるようには見えなかったがオーロラも見ることができた。
最近は「旅の神様」がついているかのように晴天続き・・・。「晴れ男」を証明するような旅ができた。そもそも天気予報では、2日目から天気は下り坂と言われていた。今までの旅で、どれだけ天気予報を変えてきたか・・・感謝しかない。
これから少しずつアラスカの旅を紹介していきたい・・・
まずは、こんな夕食から旅は始まった・・・。
HAIしろくまツアーズ
のマサ安藤さんが「スノーグースレストラン」に案内してくれた。
やっぱビールでしょ!
「このお店にある10種類のビールの試飲から・・・」って10種類目はルートビアーじゃん。サロンパスのような味がする(笑)。オレは黒ビールの「スタウト」に決めた!そして2杯目は「ゴールデン」・・・
初日から隊員たちの顔がほころぶ・・・マサ安藤さんに感謝!
寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。
人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。
ホイットマン


