「11/18(土)ブッシュキャンプの旅を語る」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「11/18(土)ブッシュキャンプの旅を語る」

9月下旬にオーストラリア・エアーズロック周辺を4WDでめぐるブッシュキャンプの旅 をしてきた。

オーストラリア

11/18(土)隊員(参加者)と一緒に旅を振り返る。 ご都合つけば是非ご参加ください。


隊員ケンゴの日記より抜粋する
①シンプソン・ギャップ

 ここはロックワラビー(小型のカンガルー?)の生息地だそうですが、最初はぜんぜん見つからず、ちょうど帰ろうとしていたら、「あ、居る!!!」との声が!

 目を凝らして探してみると・・・確かに岩陰にそれらしきシルエットが見える。でも、ぜんぜん動かない。「もしかしてダミーの人形?」なんて疑いの目で見ていたら・・・動きました!本物
!!

 あわてて写真に撮ろうとしたのですが、僕の安物カメラではぶれまくりでちょっと判別できませんでした・・残念。


②オークル・ピッド

 アボリジニの人たちは、土を水で溶いた絵の具を使って絵を書いたりボディ・ペインティングをしていたそうですが、ここは黄色の土が取れる珍しい場所。こうした土は貴重なので、アボリジニ社会の中では一種のお金のような役割を果たしていたそうです。

 ちなみに・・・ここは国立公園の中なので、勝手に土や石を持ち出すと怒られます。5千ドル(50万円)の罰金。


③オルミストン・ゴージ

 この山脈で一番大きなゴージ。ここでは尾根から谷底に向かって1時間程度のハイキング。崖の上に上がって見下ろす風景は・・・・絶景です。

 既に水は無いけれど、確かに大きな川が岩を削っていった姿がよくわかる。赤い岩肌と、青い空のコントラストがずっと続いていきます。


④グレンヘレン・ゴージ

 掲示した真ん中の写真が、このグレンヘレン・ゴージです。

 他のゴージもそうですが、非常に乾燥した気候なのに、もっとも低い場所には池のようなものがあります。実は干上がっているように見える川も地下ではある程度水が流れているのだそうで、谷底などで一時的に地上に出てくるのだとか。

 このゴージは、フインク川という川がマクドネル山脈を削ってできたものなんですが、このフィンク川、地球上でももっとも古くから同じ場所を流れている川なんだそうです。


 地球で一番古い山脈と、地球で一番古い川。

 ということは、この光景は、地球の未来の姿の一つということなのかなあ、と思ったりして・・・印象的な光景でした。


⑤レッドバンク・ゴージ

 この辺りから、舗装されていない、むき出しの道に変わります。ここは他のゴージより更に奥地に入った場所にあり、車を降りた後も、水の涸れた川の跡をさかのぼるように歩いていきます。

 その突き当たりに、垂直の壁に囲まれた池が。奥には、岩壁を力任せに引き裂いたような狭い裂け目が見えます。

 観光客はほとんどおらず、僕らのほかには西洋人のカップル1組のみ。男性の方はなんと岩伝いに裂け目近くまで行ってました・・・ワイルド。

 個人的には、本日一番気に入ったスポット。


と、いうことでほぼ1日をかけて広大な公園を見てきたわけですが、いい意味で期待を裏切る場所でした。日本ではあまり紹介されていないこともあり、初日は実質移動日かな・・・ぐらいに思っていたのですが、非常に迫力のある光景で満足。
オーストラリア

《ブッシュキャンプ》

さて、夕方を向かえ、車は本日の宿泊地を目指して走ります。

しかし、今晩は「ブッシュキャンプ」。設備も何にも無い原野での野宿です!車は、他の車のワダチが残るばかりの、道とは呼べないようなコースを通ってどんどん原野の奥へと進んでいきます。

「本気でこんなところに泊まるの??」と、やや弱気になっていく私をよそに、ジャイソンはとうとう轍も無いところへ車を突っ込んでいきました。

おもむろに車をおり、検分に出かけるジャイソン。どうやらここが本日のベッドルームのようです。赤い土の上に、かん木がまばらに生えるブッシュの中。僕らはジャイソンの指示のもと、四方に散らばって薪集め。その間にジャイソンはてきぱきと荷物を降ろし、夕食の準備を始めます。

薪が集まったところで、地面に穴を掘っただけのところでキャンプファイアー開始。空気も薪も乾いているので、びっくりするくらい簡単に火がつきます。

ある程度火が大きくなったところで、ジャイソンは用意していた鍋をいきなり焚き火のそばにおいていきます(右側の写真をご覧下さい)

「え、そんな大雑把で料理できるの??」と、またしても疑問符一杯の僕を尻目に、さっさと料理を勧めるジャイソン。

待つことしばし。本日のディナーが完成。

なんと、カンガルーのひき肉とトマトベースのソースを絡めた見事なパスタが完成してました。

これが、また美味い!!

旅先効果もあるのでしょうが、湯で加減といい、ソースの味といい、最高。2杯もお替りしてしまいました。

しかし、敵はさすがにオージー。つつましい日本人には理解できないほど大量に作ってました・・・減りません。

本当にもったいないことに、かなりの量は焚き火の中に処分・・・ああ、もったいないもったいない。
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《星空》

やがて日も沈み、焚き火のほかにはまったく光の無い時間がやってきました。

誰とも無く、空を見上げたメンバー。一様に一瞬言葉を失う。


星、星、星・・・


「降る様な星空」っていうのは、これなんだね。

天の川がはっきりみえる。

星が多すぎて、星座の形もよくわからない。



ごみごみした街中で過ごす夜とは、まったく違う自然の中の「夜」。

「すごいね」「綺麗だね」

言葉は発するものの、どうも上滑りしてるような違和感を感じて、ただ圧倒されるままの夜でした・・・
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濃いなー。これで、まだ一日目・・・2時間でどこまで語れるのか・・・

これを書いたケンゴも、もちろん参加。一緒に旅を語ってくれる参加者は20歳から60歳まで。隊員が隊員に説明する。これが地球探検隊流。ご夫婦、ご家族の参加もある。ちょっと変わった「夕べ」になりそうだ。
オーストラリア

 
     笑って 泣いて

       君と出会えて

       見える 世界は 輝きだした

       Kaoru Amane『タイヨウのうた』