「感動した旅の感想・・・」
今回のモンゴル騎馬隊「チーム・マギィ」も「初めて」が盛りだくさんの旅だった。何回行っても初体験ってあるんだよね・・・。
・初めて参加者全員と出発前に面識がなかった。「地球探検隊」の旅が初めての隊員ばかり。それでも、この笑顔・・・。これが「地球探検隊」。
・通訳イドが男性トゥルから、今回初めて女性のマギィに。知識、容姿・・・あらゆる面で素敵なガイドだった。
・スケジュール変更により初日にショッピングができた。ちなみにキャビアが420円。ツーリストキャンプで、こんな贅沢もできた。
・歯科支援にきていた岡山大学の学生と知り合う。ゲルでの語り部(酒宴)に合流したペー、パー、ポーの3人。
・自称「1941年生まれの55歳」という土田校長。60代とは思えぬ体力・気力の持ち主。モンゴル騎馬隊に60代の参加者は初めて。乗馬経験を証明するかのように、いつも仲間をリードしていた。目標となる大人との出会いは宝物。カウボーイハット、バンダナ、チャップス、ブーツはオーストラリア製。バッチリきまってる!
・モンゴル伝統料理「ホルホグ」。初めて子ヤギではなく子羊をトサツ。
・初めてモンゴルで虹を見た。しかもダブルの虹。そう!初めて乗馬中に雨・・・・・・さむかったー。
・初めてテレルジの街を乗馬・・・ 数え上げたらキリがないほど。旅って奥が深い・・・。
旅の感想で、笑って、じ~んときたのは、モンゴル騎馬隊2回目のガンちゃん(チーム・TEN)。オレは、こんな隊員と旅ができて幸せだ。「旅とはトラブルであり、トラブルとは旅である。」こちらで発信するメッセージを、正確に受け取ってくれる隊員を誇りに思う。オレも隊員たちも、少年少女の純粋な顔に戻れる場所・・・それがモンゴルだ。
●ガンちゃん (男性・大分県)
・旅とはトラブルであり、トラブルとは旅である。今回ほど、初日からトラブルに見舞われたのは、今まで無かったかも。大韓航空を利用し、韓国経由で入国したのは俺だけだったので、東京組のことは全く知らず、ウランバートルの空港に着いたが出迎えナシ。これは何かのサプライズかと思い、しばらく待ったが誰もいなくて、みんな冷たいなぁ~と思いながらホテルへ。
ホテルのロビーで出迎えかねぇとか思いながら入ったが、誰もいない。まあ、みんな疲れて寝てるのねと思いながら部屋に入ったら誰もいない。ここら辺で、明らかに何かおかしいと思い、フロントに聞くと隊長は来てないとのこと。もしかして、台風の影響で飛行機が飛ばなかったのか。ということは、ツアー中止。ってか、俺、もう来ちゃってるし。う~ん、せっかくここまで来たのに、まあ、悩んでも仕方ないか。寝よ。
午前4時ごろ、ノックの音が。ドアを開けると、そこに隊長が。あ~、良かった。東京組は、台風の影響(というよりも、モンゴル航空のおおらかさ)から大幅に遅延したとのこと。翌日は、バスに乗ってテレルジへ。でも、途中から運転手さん、渋い顔。トゥルとなにやら話してるが、嫌な空気。なんと、サスペンションがいかれてしまったらしい。ところが、この運転手、沈んだ車体に潜り込み、なんとスパナと簡単な工具で修理をしてしまったのです。これで大丈夫、と言ったとき、一斉に歓声があがり皆で喜びを分かち合いました。日本にいると、故障が無くて当たり前だが、普段の自分達が当たり前と思ってる生活が沢山の人に支えられてると感じた瞬間でした。
・馬、馬、馬ですね~。
テレルジでは、思う存分馬を走らせることができた。今回の目的の一つに、2年前のように隊長とまた一緒に疾走することがあった。あの時は、隊長と俺の2人でモンゴルの大草原を駆け抜けた。しかし、今回は、「隊員全員」でモンゴルの風の中を駆けることができた。これには、本当に興奮した。文字通り、騎馬隊だった。皆、次々と落馬しながらも、全く動じることなく駆け抜けていった。
俺は、ふと、自分がガキの頃に戻っているのを感じた。安全第一の今の日本の生活で去勢された野生の感覚というか・・・。少しくらいケガしても、ツバつけときゃ治る、って言われて生傷が絶えなかったガキの頃に。多分、ここまで馬を自由に走らせてくれる場所はモンゴル以外に、そして地球探検隊以外には無いかもしれない。
・ツアーメンバー
今回の旅は、珍しく男が多かった。しかも、年齢層が高い。(って俺もそうだけど。)でも、行く前から楽しくなることは、予想できた。なぜなら、リピーターが多く、また、なんとなく名前は聞いたことがある隊員が多かったからだ。そして、予想は外れてなかった。本当に、朝から晩まで笑いが絶えなかった。時間的なゆとりがあり、じっくりと酒を酌み交わす余裕があるのもよかった。テレビもない、ラジオもない、パソコンもゲームも無いが、日本では味わえない贅沢な時間を過ごすことができた。そして、地球探検隊のブランドって、そこに集まる隊員なんだなぁ~としみじみ思った。
・それから・・・
日本に帰ってきてからは、また、ウンザリするような役所仕事に戻った。意味のないペーパーワーク、セクショナリズム、筋違いのクレームの電話に忙殺されながらストレスに押しつぶされそうになる。そんなとき、俺は目をつぶり心の小部屋に入る。青い空、緑の草原、吹き抜けるさわやかな乾いた風、そして隊長とトゥル、仲間達の笑顔。時間と空間を越えて、いつでもあの時に戻れる、俺の心のオアシス。
本当に、いい旅が出来たことを、隊長、仲間達、そして探検隊のスタッフに感謝したい。
ガンちゃん、ありがとう!こんな感想が一番嬉しい。オレにとっても心のオアシス。隊員たちの笑顔が力になる。
モンゴル騎馬隊:「チーム・TEN」
※あずさが描いたチームTENの仲間たち
スタッフなぐが同行したモンゴル騎馬隊:「チーム 愛の伝道師」
明日9/9(土)は「地球探検隊を知る夕べ」 の後、「モンゴルを語る会」。 40名近くのモンゴル騎馬隊が神田に集結する・・・。
運命の女神は
潜在意識をフル稼働している人が気にかかるらしい
渡辺 弥栄司