「隊員同士の結婚式」
「あいつのあんな幸せそうな顔、初めて見たよ!」
彼のバンド仲間の一人が言っていた。
新郎である彼のギター演奏を眩しそうに見つめる新婦が印象的だった・・・。
彼とはオレと一緒にNYへ行った菅野さん
。そして、新婦は一緒にキナバル山(4,095m)登頂したハタポン。
隊員同士の結婚式に行ってきた。
「たくさんの出逢いの中で、
人生のパートナーと出逢うことができたこと、
すごく幸せに思っています。
エクスプローラ「地球探検隊」は
私たちにとって特別な場所です。」
2人とも一緒に旅した仲間からか・・・結婚披露宴では感動しっぱなし。ここまで「地球探検隊」の旅の映像を流した結婚披露宴も初めてかもしれない。身内のような感情になって、ついついシャンパンとビールに手が伸びる。披露宴が始まって2時間後、締めの主賓挨拶。オレの出番がやってきた。最近は主賓挨拶や司会を頼まれることも多くなった。オレの中で決めているルールがある。必ずオリジナルネタでスピーチすること。
今回、酔った勢いで、はじめて2,3行飛んでしまった。でも最も伝えたいサビの部分はきちんと伝えられたと思う。スピーチを一部公開する。
スピーチの一部・・・・
つまり「地球探検隊」は旅を媒介にして「人と人が出逢う場」を提供しています。決して男女の出逢いの場を提供しているわけではないのですが、結婚したカップルは一組や二組ではありません。そこにいる隊員のリエも昨年、隊員同士で結婚しています。
今回の菅野さんとハタポンの出逢いには、偶然、私が関わっています。一昨年の2004年2月、年末年始に旅した3つの「大人の修学旅行」の合同報告会で、「隊長、あの綺麗な人は誰ですか?」と菅野さんが聞いてきました。私は菅野さんをハタポンのところへ連れていって「ハタポン、菅野さんって一緒にNYへ行った隊員なんだけど、ハタポンの事、綺麗だってさ(笑)」と、そのまま直球ストレートで紹介しました。それが今日の日を迎えることになるとは思いもしませんでした。
私は結婚して、もうすぐ12年になります。ひとつだけ2人にアドバイスするとすれば、相手を変えようとするのではなく、自分を変えること。その一点につきます。それには相手を信じるだけでは足りません。相手を信じ切る。それが大切だと思います。相手の欠点も何もかも、ありのまま受け入れてくださいね。
私には7歳と5歳の娘がいます。娘が成長するに従って、結婚式へ出席すると新婦の父親のような心境になることがあります。最近、娘と読んだ本から、この言葉を贈って締めくくりたいと思います。
のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人の幸せを願い、
人の不幸を悲しむことの出来る人だ。
それが人間にとって大事なことなんだからね
彼なら間違いなく君を幸せにしてくれると
僕は信じているよ
藤子・F・不二雄『ドラえもん』
第25巻 しずかちゃんのパパ 嫁いでいく娘へ
どうか末永くお幸せに。
