「生き残った自分自身と向き合うこと」
登山家、小西浩文さんのインタビュー本。1年前、来社したとき小西さん本人からサイン本を頂いていたのに、正直、読んでいなかった(ゴメンナサイ)。 今、通勤電車で夢中で読んでいる。
●『無酸素登頂8000m 14座への挑戦―スーパークライマー小西浩文の愛と墓標』
エベレスト登頂後の悲劇を語るシーン・・・。
ロブ・ホールは、登頂後、歩けなくなった顧客隊員のダグ・ハンセンについて、8,700mの南峰のコルでビバーグをしていた。寒気と嵐の中でダグ・ハンセンが息を引きとった。
翌11日、2人のシェルパが酸素ボンベをもって、ロブ・ホールの救出に向かったが、悪天候のため、あと200mの地点で引き返さざるを得なかった。
トランシーバーでBCと交信を続けていたロブ・ホールは、死を覚悟したのか、11日、衛生電話を経由して、ニュージーランドで待つ妻のジャン・アーノルドと交信した。妻は妊娠7ヵ月の身重だった。
「アイ・ラブ・ユー。しっかり寝るんだよ。マイ・スイートハート。そんなに心配することはないよ。」
この言葉を最後に、もう誰一人、ロブ・ホールの声を聞くことはなかった。
『無酸素登頂8000m 14座への挑戦―スーパークライマー小西浩文の愛と墓標』115ページより
小西さんの友人たち、ロブ・ホール、スコット・フィッシャー、難波康子が次々と遭難死していく。そして、もっとも気心の知れたパートナー、シェルパのロブサン・ザンブーまでも・・・。
いったいどれだけの「死」を彼は見つめてきたんだろう。つい昨日まで話していた友、目の前で亡くなっていく友・・・生き残った自分自身と向き合って何を考えたんだろう。
7/2(土)彼がどれだけ語るかわからない。でも、「人の生死」を見てきた男の語る世界は薄っぺらくはないはずだ。彼が100%の力を出せる環境をつくるのはオレの仕事だ。一人でも多くの隊員に、彼の話を聴いて欲しい。
●「情報と心の交差点」・・・東京交流会7/2(土)開催!(要予約)
*ご予約は、お電話(03-3353-4455)またはメール(mail@expl.co.jp
)にて。
予約の際、一部のみ/二部のみ/一・二部両方 参加の旨お伝えください。
参加表明待ってます。
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Dragon Ash『Let yourself go,Let myself go』