「妻と2人っきりの休日(2)」
今年は、隊員同士の結婚が多い。そんな彼ら彼女らに、この言葉を贈る。
何気ない言葉に愛が宿る。
小説『いま、会いにゆきます』からの引用。<それが夫婦なんだ>・・・
じゃあ、あらためてって感じに姿勢を直して、彼女は言った。
「いってらっしゃい、巧」
愛してるって言われても、これほど胸が苦しくなることは
無かっただろう。
涙が出そうになった。
きっと、1000回も繰り返された言葉だったからだ。
毎朝、彼女はこの言葉でぼくを送り出してくれていた。
この言葉はぼくらの結婚生活そのものを語っていた。
「いってきます」
愛を込めて、ぼくは言った。
「おはよう」とか「おやすみ」とか「おいしいね」とか「大丈夫?」
とか「ちゃんと眠れた?」とか「こっちに来て」とか、
そんな何気ない言葉全てに愛が宿っている。
それが夫婦なんだと、ぼくは思った。
あの時は気付かなかったけど。
市川拓司著 小説『いま、会いにゆきます』より
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