「教師になるのが夢だった・・・」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「教師になるのが夢だった・・・」

娘の未空の卒園式ネタ、最終回。
出席カードの先生の言葉で、ふと思った。

  あそんでいるときもれんしゅうを
  がんばって、できるようになった
  さかあがり。
  できたときはいっしょによろこんだね。
  
  「せんせい、くうちゅうさかあがりが
  2かいできるようになったよ」
  とおおきなこえでとてもうれしそうに
  おしえてくれたみくちゃん。

  できたあとは、せんせいやおともだちと
  かおをみあわせて、とてもうれしそうな
  みくちゃんをみて、せんせいもうれしい
  きもちになりました。


オレは高校時代、教師になるのが夢だった。憧れていた叔父が高校教師をやっていたせいもある。でも職業としての教師ではなく、「教師が生徒に教えられて、共に喜び成長する。」・・・そんな関係に憧れていた。

オレは大学受験に失敗して教師になれなかったけど、目の前のことをコツコツと一生懸命やってたら、天職と思える仕事になっていた。隊員の喜びは、オレの喜びでもある。「大人の修学旅行」でも、毎回、隊員の行動から教えられ、共に成長している。

気が付くと、なりたい自分になっていた。

チームSlow Lifeの仲間の一人、みきから「隊長」ではなくて「先生!」って何度か呼ばれた(笑)。講演のときも「先生」って呼ばれることが嫌いなオレが、初めて悪い気がしなかった。それは、あまりに自然だったから・・・。


「ところで未空は何になりたい?」

「お花屋さ~ん!」

さて、どう変化していくのか・・・楽しみだ。


   『採算が合うか合わないかということより、
    いちばん大事なことは、
    自分たちは何をしてきたかということ。
    金なんてものは、いつかなくなる。

    自分が思いきりやりたいことをやってきたからには、
    子供にも、自分のやったことを語り継げるような
    人生を送らせたい』


    ― 藤沢武夫著『経営に終わりはない』より ―