「娘の卒園式」

涙でいっぱいの先生・・・
未空が「先生とお別れするのが悲しい。お友達とお別れするのが悲しいの・・・」と涙が止まらない。周りの園児たちは・・・結構ケロっとしている。
やっぱオレの子。「こういうときは、思いっきり泣いていいんだよ。」
園長先生が「かつて、ここの園児だった子ども達が、今は立派なお母さんになって、この卒園式に来て下さってます。」と言っていた。開園して31年だという。オレも、今の隊員の子供が、隊員となって来社する日をイメージした。それまで「地球探検隊」を進化・発展させる決意。
園長先生が「子ども達の歩んでいく社会が生きている事に喜びを感じられる社会であるように・・・」そんなスピーチを聴いていると、アラスカでの仲間達の笑顔が浮かんだ。
みんな輝いていた。キース・ロッジは大人のカタリ場だった。
これからは
世間や社会に恥ずかしくないように生きるのではなく
自分に恥ずかしくないように生きる時代である
― 秋庭 道博 ―