「日本人としての美徳」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「日本人としての美徳」

アメリカ在住の隊員、野本さんご夫妻から嬉しいツアー報告があった。

> ツアーのメンバーは10人で、うち6人は30代以上の社会人、
> イギリス、ドイツ、チェコ、スウェーデン、アメリカ、
> 日本出身という顔ぶれで、人間観察にはもってこいの
> メンバーでした。
>
> 旅行では、もちろん遺跡や町、海へのADVENTUREを
> 楽しみましたが、今回は自然(ネイチャー)というより、
> 人とのふれあいのなかで、私も夫も大変多くを学び、
> またひとつ新しい世界とその中の自分を知ることができました。
>
> ある日メンバーの一人Oliverに「自分はこの旅行を
> 通じて日本人に対してとても好印象を持った。
> 日本人はみんないろいろな事に関心が高く、politeだ。
> 全体を見て一人の人がいれば気にして声をかける。
> われわれ欧米人は自己中心的だが日本人は違う。」と
> いわれ、大変うれしく思いました。
>
> 彼が日本人から新しい価値観を学んでくれた事が
> 大変うれしかったし、常に全体を考えて行動する日本人の、
> 細かい心配りやバランス感覚という美徳は、
> 思っている以上に価値があるものだということに気づか
> されました。
>
> そういった日本人のよさは、われわれが思っている以上
> に影響力があり、それをもっと自覚すれば、
> もっともっと日本人は世界のいろいろなこと
> に貢献できるのではないか、と思います。
>
> われわれは今Internationalな環境で生活しているので、
> とくにこんな風に感じるのかもしれません。
> でも実際に、日本人の参加者は他のツアーメンバーに
> とてもよい影響を与える事ができると思います。
>
> 野本



この細かい心配りやバランス感覚という美徳。これはオレに欠けていることかも知れない。どうも細かい心配りは苦手だ。

隊員たちと、付き合うようになって、隊員たちの細かい心配りに、いつも驚いている。そう言う意味で、オレは恵まれている。尊敬できる隊員たちに感謝。


思った以上に価値のあることは、身近に存在する。それに気づくため、世界に遊び場を求めているのかもしれない。影響を受けたり与えたりするため、オレは旅をする。


■多国籍冒険ツアー体験談(北米・メキシコ編)