豪華絢爛な内装の美術館。そこに飾られている展示品の使用者達が具現化し、館内で暮らしている。
要するにお化け屋敷の話だ。
上野の古城という喫茶店の内装や店に入る時に見えるステンドグラスはこのエルミタージュ美術館をオマージュしたものらしい。
すると、喫茶店の中にいる人達はもしかしたら、この世の者ではないかもしれない。
三島由紀夫とか若い頃の美輪明宏が端の方でお茶をしている可能性もある。
怖い。
ザ・平成を感じる映画。
中谷美紀が可愛い。そして、不思議である。
平成の不思議さが限界突破している。
携帯電話の電波を受信している。
多分、J-フォンの。
電波ゆんゆんですよね?とchatGPTに聞いたら、1995年にベルリンだと携帯電話の電波はかなり入りました、みたいな解説をされた。
当時の携帯電話の電波はかなり危険だったのかもしれない。
気持ち悪い浅野忠信の極み。浅野忠信は好きだが、この浅野忠信は好きになれない。
どんなに血塗れになっても私は浅野忠信を愛していると思っていたが、この浅野忠信が血塗れになっても迷いなく警察を呼びます。
本当に気持ち悪い。
彼もまた90年代の強すぎる電波の被害者なのかもしれない。
浅野忠信の良さをあまり引き出せていない。
ねじ式自体は好きな話のはずなのだが?
これは浅野忠信じゃなくて、永瀬正敏に任せるべき役でした。
浅野忠信は上野のエルミタージュ美術館でコーヒーでも飲んでいれば勝手に周りで怪異現象が発生し、一本映画が撮れます。
喫茶店の順番待ちの時に「永瀬」と書きますね、彼は。
それにより、工場で働いている永瀬正敏の世界線にノイズが生じて、泥だらけになりながら走ったり、拳銃を撃ったり、箱を被った正体不明の軍医と対峙することになります。
浅野忠信はただ、喫茶店でコーヒーを飲んでみたり、美女とセックスしたりするだけです。
20260213 6:13 一般公開



