私とセックスしてくれない男=絶対悪
だと思っているフシがある。
夫婦で夫から拒絶されてレスという人も世の中にはたくさんいると思うが、私が同じ状況になったら、夫を即解雇する可能性大である。
或いは、グレタさんみたいに夫の家の前の地べたに座り込んで、「夫婦の性生活は義務である」というプラカードを持って全裸で抗議活動するかもしれない。
全裸なので、道行く男性が私をチラチラみる。
全裸なので、警察に連行される。
しかし、一週間後には元の場所に戻って全裸になる。
道行く男性が私を撮影して、SNSで拡散する。
人が集まる。
警察が来る。
しかし、また一週間後には、怒りの全裸抗議。
やがて怒りの矛先はセックスを拒否している夫へ。
知らない人が、「何故、gmiさんの夫はgmiさんの誘いを断るのか理解出来ません」なんてYouTuberが独自に行っている街頭インタビューに答えている。
その背景には、モザイクが掛けられた私。
日本国内では無視された存在な私だが、やがて、国連から講演依頼。
国連で全裸でスピーチしたのは後にも先にも私だけだろう。
国連は事態の深刻さを鑑み、モザイク無しで全世界発信。
地球全市民は初めて私の身体を目の当たりにする。
あんな身体で、毎日、抗議活動していたなんて可哀想。
日本のSNSは「我が夫となるものはおぞましきものを見ることとなるだろう」というクシャナのセリフとハッシュタグ #全裸抗議 で埋め尽くされる。
これが日本風リスペクトの在り方である、彼女はついに国内にも受け入れられた、なんて誰かが解説する。
「Gmi ひとりぼっちの挑戦 - I am Gmi - watashi wa Gomi aruiwa Gimi aruiwa 自慰美」という私のドキュメンタリーで、トランプ氏が「実に馬鹿げている。彼女はまず服を着ることを覚える必要がある」なんて、トランプ氏にしては至極真っ当な意見をホワイトハウスで述べている映像が挟まれる。
次の場面では、沢山の全裸の女性が、私達にセックスを!というプラカードを持って街を練り歩き、警察と消防が彼女達に消防車で一斉に放水する映像が。
「彼女達に手を焼いた警察は放水で、彼女達の勢いを止めようとしますが、それは皮肉にもぶっかけられたい彼女達の願望を見事に再現してしまっている。これは彼女達の勝利以外の何ものでもありません」とザッカーバーグ似の西洋人男性ジャーナリストが解説する。
ドキュメンタリーの字幕で「更なる皮肉としては、この放水の場面が、日本の古い映画『女囚 さそり』のワンシーンに酷似しているというSNSの声もある。」と解説され、映像で該当のシーンと、梶芽衣子が映し出される。
"I have a dream, if …"
と片言の英語で演説をするGmiさんの映像でドキュメンタリーは終わる。
20250913 6:05 一般公開
