ジュスト・ジャカン「チャタレイ夫人の恋人」 | 記録(G)

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30代後半です。

先日観たエマニュエル夫人と同じ監督で同じ主演女優。

この前は舞台がタイだったが、今回はイギリス。

イギリスの曇天が印象深い映像となっている。

チャタレイ夫人を演じるシルビア・クリステルはエマニュエル夫人の頃より、より美しい。

第一次世界大戦で下半身不随となった貴族クリフォードは、妻コニーに子どもを残すため「外で相手を見つけてもよい」と暗に示す。

孤独と欲望に悩むコニーは、屋敷の森番メラーズと惹かれ合い、身分差を越えた情事へ。

肉体の解放がやがて真実の愛に変わっていく一方、階級社会は二人の関係を許さない——というあらすじ。


「外で相手を見つけてもよい」というのは、「外で相手を見つけるんじゃない」という意味。要するに、そう言って妻の自分への忠誠心を試しているのだ。

が、あっ、そうですか!ってな感じで妻は早々に森番にロックオンし、深い関係へ。

この真意を特に汲もうとしない既視感のあるどこかの誰かと似たような行動がどうしてもウケてしまう。

森で全裸で身体を洗っているメラーズを見かけて、やましい気持ちになってしまうコニーの気持ちはよく分かる。メラーズの臀部がやたらとエロいから仕方ない。

メラーズが孤独な男で、あまり女性を知らないというのもコニーとの仲をより深めてしまった原因だろう。

外で相手を見つけてもよいと言ったけど、そんな身分違うのはどうかと思う、みたいな展開になったが、多分、身分差が無くても、クリフォードはショックを受けたと思う。が、身分差があるのでよりショックが大きいという…。

もう途中からずっとスガシカオのSweet Babyが脳内に流れていました。



クリフォードがもっと嫌な男なら良かったんですけど、シカオだから可哀想とか思ってしまった。

戦争で負傷して、という繋がりで、江戸川乱歩の「芋虫」も思い出しました。



20250506 20:36 一般公開