こういう現実と夢がごちゃごちゃになる話好きですね。

夏目漱石の夢十夜、芥川龍之介の歯車、カフカの変身とかが好きなので。

夢と現実の境界の話を収集してますね、私。

夢と現実が交差するシチュエーションの代表って、精神的な病気と異性との逢瀬かなという気がしてます。

主人公のグイドとこれまで関係して来た女性が、全員一つの部屋に集まってグイドに迫るシーンは笑っちゃいましたね。

用済みになったら、一階から二階に行かないといけないみたいなんですが、それは嫌に決まってますよね。でも、二階は良いわよ、とか言って何人もの他の女性が余裕ある表情で二階で待ってる。

女性が出て来すぎて、何か顔も似てて誰が誰か分からない。

場面がテンポ良く変わるので、意味が分からなくても画面を見続けてしまう。そうしているうちに意味深なシーンが現れる。

観てて脳が気持ち良くなりました。脳イキ。